小学生・ジュニア年代で子供がゴールキーパーをしていて、
仲間から責められているのを見るのがつらい…
コーチから責められるのがきつい…
と考える親御さんやお子さんは、少なくないのではないでしょうか。
サッカー・フットサルGK歴20年以上、サッカーコーチ歴7年の私からすると、
GK・ゴールキーパーに文句を言うやつは全員ア〇だと考えています。
キーパーに限らず、「自分がうまくいかなかったのを誰かのせいにする人」は成功できません。
誰かのせいにして終わるので、自分が成長できないからです
なので、
かわいそうなやつだな
と放っておくのが一番良いでしょう。
今回は私が、「GK・ゴールキーパーに文句を言うやつ全員ア〇説」と題して、説明・紹介します。
「GK・ゴールキーパーに文句を言うやつは全員ア〇」説
前述した通り、GK・ゴールキーパーに文句を言うやつは全員ア〇です。
サッカーはミスのスポーツであり、誰もミスをしなければキーパーのところにまでボールはきません。
誰かのミスをカバーできなかったミスもあるし、切り替えやポジショニング・判断のミスが複雑にからみ合ってキーパーの出番があるのです。
ミスをする前に声をかければ良かった時もありますよね
つまり最後はキーパーのミスで失点しても、その失点は「全員のミス」なのです。
自分もミスをしているのにキーパーに文句を言うのは、自分のミスにも気づけないア〇です。
またキーパーは責任が重く、失点をした時は誰よりも落ち込んでいます。
そんなキーパーに対して傷つけるような言葉を言ってしまう時点で、「人の気持ちすらわからないア〇」なのを証明しています。
特に気を付けたいのは小学生・ジュニア年代
「GK・ゴールキーパーに文句をいうやつは全員ア〇」なのは説明しましたが、残念ながらキーパーに文句を言う人は大人も子供も存在します。
特に小学生・ジュニア年代で多いので気を付けたいところです。
コーチがキーパーに文句を言う場合
スポ少・街クラブ・クラブチームのコーチが「キーパーに文句を言う」場合が一番危ないです。
- 「ミスできない」とだんだんつらくなる
- 文句を言われても言い返せない
- コーチを真似て、子供も文句を言う
などなど
はっきり言って移籍した方が良いです。
キーパーがいなくて困っているチームってたくさんありますし
キーパーの気持ちがわからない大人がいる限り、GKにとっては良い環境とは言えません。
フォローしてくれる人がいるならまだ良いですが…
子供がキーパーをしていて、コーチから文句を言われるだけであれば移籍しましょう。
子供がキーパーに文句を言う場合
子供・味方がキーパーに文句を言う場合も危ないですが、注意してくれるコーチ・大人がいれば大丈夫です。
いなかったらやばいけど…
子供同士のコミュニケーションとはいえ、「GKに対する文句」は間違いなくキーパーの子を傷つけます。
放っておいたらダメですが、コーチや大人が気づいてコントロールできるならゴールキーパーにとって良い環境になれる可能性があります。
その辺は、親御さんが判断しましょう。
とはいえGK・ゴールキーパーに何も言わないのは違う
「GK・ゴールキーパーに文句をいうやつは全員ア〇」説を説明していますが、
じゃあキーパーに何も言わない方が良いの?
というのは違います。
「失点はチーム全員のミス」と書いたように、失点した時はゴールキーパーのミスでもあります。
- ポジショニング
- 声かけ
- 飛び出し
- 判断
- 練習不足
など
のミスをしたから失点します。
しかもGKは、
- 唯一、手を使えるポジション
- チームを一番後ろから把握できるポジション
です。
キーパーが悪い!
フィールドが悪い!
とはならずに、チームとして「どうすれば失点を防げたか」は味方・コーチと話し合って、
修正を繰り返す必要があります。
GKとFPで立場は違うけれど、チームの勝利のためにコミュニケーションを取る必要があるのです。
立場は違うけど、同じチーム・仲間として言い合えるように
ゴールキーパーとフィールドプレーヤー(FP)は、立場は違うけれど同じチームの仲間です。
前述したように「チームの勝利のため」に、GK・FPやコーチを含めて良いコミュニケーションを取る必要があります。
選手同士・コーチがチームの勝利のために言い合える関係が最高です。
- 失点をしたのはキーパーが悪い
- 勝てなかったのはフィールドが悪い
- 結果が出ないのはコーチが悪い
など
目指すところは同じなのに足を引っぱりあうチームが、良いチームなわけがありません。
- 今日、負けたのは自分に原因がある
- 今の失点はGKの自分が防げたな
- コーチの自分ががんばればもっと結果が出るはず
など
とチーム全員が「自分がもっとチームを良くできるはず」と考えて、それぞれががんばること。
立場の違いをなるべく理解しながら、よいコミュニケーションを取ることが、お互いを成長させ良いチームをつくります。
だからこそ、「GK・ゴールキーパーに文句をいうやつは全員ア〇」説が正しいと私は考えています
まとめ GK・ゴールキーパーに文句を言わず、コミュニケーションを取ろう
サッカー・フットサルGK歴20年以上、サッカーコーチ歴7年の私が、「GK・ゴールキーパーに文句を言うやつ全員ア〇説」と題して、説明・紹介しました。
サッカー・フットサルGK歴20年以上、サッカーコーチ歴7年の私が断言しますが、
GKに文句を言うやつは全員ア〇です。
サッカーはミスのスポーツで、全員がミスをします。
自分のミスを棚に上げて他人のミスを責める人は、サッカー自体を理解できていない残念な人です。
特にコーチや大人だったらやばいですね…
とはいえ、子供は素直・残酷なので感じたことをそのまま伝える場合があります。
大人・コーチがコントロールできない環境であれば、最悪です。
サッカー環境は親御さんが選びたいですね…
- フィールドプレーヤー
- ゴールキーパー
- コーチ
- 親御さん
など
立場が違う人たちが、「良いチームになるため」に協力してコミュニケーションを取り合える関係が理想です。
今回はゴールキーパーに焦点を当てていますが、GKもFPもコーチも理解しあえて成長していけるのが良いですよね
20年以上ゴールキーパーをしてきて、いろんなつらい経験をしてきました。
だからこそGK・コーチとして、ゴールキーパーを大好きな子供がもっと増えてほしいなと感じます。
「GK・ゴールキーパーに文句を言うやつ全員ア〇」が減ったりいなくなったりして、日本のゴールキーパーがワールドクラスになり、日本が世界の舞台で戦える日が来るのを、心から願っています。
このブログではゴールキーパーに関する記事を数多く紹介しています。
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という親御さんは参考にしていただければうれしいです。
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