小学生低学年サッカーこそ経験のある良いコーチが教えた方が良い説

以前、下記のツイートをしたら多くの反響をいただきました。

つまり「小学生低学年は経験があり良いコーチングができるコーチが担当した方が良い」という説・考え方です。

サッカーを始めたばかりの小学生低学年は、一番大切な時期だからです。

コーチ歴8年で計4つのスポ少・クラブチームのコーチでいろんなチームを見てきましたが、日本の小学生低学年は、

  • 悪いコーチ
  • 若手のコーチ

が教えているのがほとんどです。

反響が多かったツイートの通り、『サッカーの入口』である小学生低学年は、

  • 良いコーチングができる
  • 学び続けている
  • 経験が豊富である

など

の「良いコーチ」が教えた方が良いです。

今回は「小学校低学年サッカーこそ経験のある良いコーチが教えた方が良い説」と題して、説明していきます。

お子さんのチームやスクール選びの参考にしてください!

「サッカーの入り口」は良いコーチが教えた方が良い

サッカー・フットサル経験25年以上、コーチ歴8年の経験から『サッカーの入り口』である小学校低学年は良いコーチが教えた方が良い」と考えています。

小学校低学年は、

  • サッカーを始める上で一番大切な時期
  • まだ自分でできないことが多い
  • 嫌なことがあったらやめやすい

など

が理由です。

サッカーが大好きな子にとって良いコーチがベストなことは誰でもわかりますが、特にスポ少・街クラブでは、

  • 近くに住んでいるから
  • 友達がやっているから
  • 親に言われてなんとなく

など

上記の理由でサッカーをしている子が一定数います。

いろんな環境・事情でサッカーを始めた子供たちに「サッカーを大好き」になってもらうには、経験豊富な優れたコーチの力が欠かせないのです。

以前、有名なサッカーコーチ池上正さんも同じことを言っていました!

池上正の子どもが伸びるサッカーの練習

良いコーチの定義

「良いコーチの定義」をはっきりしておきます。

  • 怒鳴らない
  • 試合に全員出す
  • 良いコーチングができる
  • 経験から柔軟に対応できる
  • 新しい知識を学び続けている
  • 子供と同じ目線で接する

など

「良いコーチの定義」です。

悪いコーチはこの逆ですね…

完璧な人間はいないので完璧なコーチもいませんが、失敗から学ぼうとする姿勢も良いコーチであるといえます。

小学生低学年サッカーを良いコーチが教えるメリット

「小学生低学年サッカーを良いコーチが教えるメリット」を紹介します。

  • サッカーの楽しさを伝えられる
  • 自立した子供になるのを助ける
  • 子供だけではできないことをサポートできる
  • ずっとサッカーを楽しめる土台ができる

など

が、小学生低学年に良いコーチがサッカーを教えるメリットです。

特に「サッカーの楽しさを伝えられる」のは最高のメリットだし、サッカーを続ける上でとても大切です。

小学生低学年はまだまだ自分でできることが多くはありませんが、優れたコーチの声掛け(コーチング)によって自分で考え、自立した子供になるのを助けます。

「サッカーの入口」だからこそ、『子供たちが初めて出会うコーチ』はずっとサッカーを楽しめる土台をつくる必要があるのです。

良いコーチは目先の結果に惑わされず、子供たちの未来を考えられるのもメリットの1つです。

日本では悪いコーチ・若手コーチが低学年のサッカーを教えている

小学生低学年を経験豊富な良いコーチが担当するチームもありますが、日本のスポ少・街クラブなどでは、

  • 悪いコーチ
  • 若手のコーチ

小学生低学年を担当するケースが多々あります。

悪いコーチ・若手のコーチ

昔の知識のまま学ばずに子供を怒鳴りつけ、目先の結果を重要視する悪いコーチには子供の未来を考えられません。

日本のサッカーを弱くしている原因ですね!

日本サッカーが弱い理由は「こんなオジサンたち」が原因|まとめ

若手のコーチは意欲にあふれ学んでいてすばらしい点もたくさんありますが、いろんな問題が起こる小学生低学年をいきなり担当するのは難しい場合が多いです。

若手のコーチは子供と歳や感覚が近いのがメリットでもあるので、チーム選びやスクール選びは慎重に行いましょう。

そもそも良いコーチが少ない問題

別の問題として日本の小学生・ジュニア年代に、良いコーチが少ないのが問題でもあります。

良いコーチが少ないために、そもそも所属するチームに良いコーチがいない場合が多いのです。

また良いコーチが低学年を担当しても、高学年になった時に悪いコーチの指導を受けてサッカーをやめてしまうかも知れません。

以前よりは良いコーチは増えてきていますが、すべてのチーム・スクールに良いコーチが十分にいるわけではないので注意しましょう。

小学生低学年こそ日本サッカー界の宝

日本サッカー界は高校サッカーがとても盛り上がりますが、小学生低学年こそ日本のサッカー界の宝です。

「サッカーの入口」でサッカーの楽しさを知れば、子供たちには無限の可能性があるからです。

ワールドカップで優勝だってできるはず!

日本代表にどんな有名監督を選んでも、育成が悪ければ日本のサッカーは強くなりません。

日本の育成環境は良くなってきているものの、いまだに劣悪な環境でサッカーをしている子供たちをみかけます。

経験豊富な良いコーチが小学生低学年を担当するチームが増え、子供たちがのびのびとサッカーを楽しめるようになれば日本のサッカーはもっと強くなるはずです。

まとめ 小学生低学年は良いコーチがサッカーを教えることで日本のサッカー界が良くなる

今回は「小学校低学年サッカーこそ経験のある良いコーチが教えた方が良い説」と題して、説明しました。

8年間サッカーコーチをしてきて、小学生低学年こそ経験豊富な良いコーチが教えた方が良いと考えています。

小学生低学年は「サッカーの入口」である大切な時期であり、まだ自分でできることが少ないのでサッカーを教えるのが難しいからです。

技術さや温度差も十人十色ですしね!

日本の小学生・ジュニア年代では小学校低学年を教えているのが、

  • 悪いコーチ
  • 若手のコーチ

であるのがほとんどです。

チームやスクールを選ぶときは、経験豊富な良いコーチが低学年を担当しているところを選びましょう。

またチーム関係者であれば良いコーチに小学校低学年を教えさせれば、成長するにつれ右肩上がりに上手くなる可能性が上がるので検討して欲しいと思います。

日本のサッカー界は「ワールドカップベスト16」の壁を超えられないでいます。

日本がもっと強くなるには育成から今当たり前になっていることを見直し、改善を続ける必要があります。

一人でも多くの小学生低学年のサッカーキッズたちが、良いコーチのもとでサッカーを楽しんで欲しいと心から願っています。

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