うちの子キーパーに向いているのかな?
ゴールキーパーに向いている性格ってある?
小学生・ジュニア年代でサッカーをがんばる子供を応援する親御さんやコーチであれば、考えたことのある人もいると思います。
私自身、フットサルのキーパーを24年してきていろんなタイプのGKがいて、6年間コーチとしても、いろんなGKの子供を見てきました。
そんな私が思うのは、「キーパーに向いている性格」はありません。
いろんな性格・いろんなタイプのゴールキーパーを大人・子供ともに見てきたからです。
ただキーパーに向いているであろう傾向は、何種類かある気がしています。
例えば目立ちたがり屋さんです(笑)←私
今回は「キーパーに向いているタイプや傾向」をいままでいろんなGKを見てきた現役キーパーが紹介・説明します。
サッカーのゴールキーパーに向いている性格ってあるの?
前述しましたが、「ゴールキーパーに向いている性格」はありません。
「ない」と書くと少し大げさなのですが、今までいろんな性格のキーパーを見てきたので「どんな性格でもGKで活躍できる」と思っています。
逆にいえば、
- 性格が向いていないからといってキーパーをあきらめる
- 性格が向いているからといって無理やりキーパーをやらせる
のはやめてほしいです。
大切なのは「ゴールキーパーをやりたい」気持ちです。
その気持ちさえあれば、だれでもキーパーで輝ける資質を持っています。
いろんなゴールキーパーを見てきて共通点・傾向はある
今まで選手やコーチとして、いろんな大人・子供のゴールキーパーを見てきました。
「向いている性格」はなくても、キーパーをがんばって続けていける共通点や傾向はあるように感じています。
- 目立ちたがり屋
- キーパーだとほめてもらえる
- 身体的に恵まれている(身体能力・大きい)
- ボールを怖がらない
- ガマン強い
- ドM
- 逆にドS
- キーパーにしか味わえない喜びを知っている
などなど
私は目立ちたがり屋のドMです!
全部は当てはまらないにしても、キーパーをがんばっているのであれば共通している点は多いと思います。
逆にほめてもらいたいからキーパーをやっていても、すぐに心が折れてしまう子は続きません。
唯一、手が使える代わりに大きな責任を背負うし良いことばかりではないからです。
一番はボールを怖がらないか・キーパーが嫌ではないか
小学生・ジュニア年代であれば、
今度の試合、誰をキーパーにしよう…
と悩むコーチは少なくないです。
一番は、
- ボールを怖がらないか
- キーパーが嫌ではないか
で決めるのが良いと私は考えています。
誰も希望者がいない時はジャンケンにした過去もありますが…
あと最近では、「ドッジボールが強いか」を基準の一つにしています。
同じチームのコーチの受け売りですが、キーパー経験者から見てもあながち間違いではない気がしています。
キーパーに向いている子を書いた記事がこちら。
他にもキーパー目線で書いた記事がたくさんあるので、興味のある方はぜひ見てください!
キーパーの面白さをもっと伝えたら日本のサッカーは強くなる
キーパーやりたい人~?
と言ったあと続く沈黙。
コーチであれば、あるあるですね(笑)
幸い私は、キーパー希望の子がほとんどいたので、悩んだ経験は少ないです。
ただ小学生・特に低学年であればキーパーを固定せずみんなにやってもらった方が良いと思っています。
その中で「キーパーって面白い!」と気づく子が出てくるかも知れません。
またキーパー経験者・キーパーコーチとして
ゴールキーパーって最高なんだよ
と子供たちに伝えていきたいと考えています。
チームの中で唯一、手が使えて違うユニフォームを着る特別なポジション。
ゲームの流れを変えられて、チームを勝利に導かせる責任重大なポジションでもあります。
責任重大だからこそ、乗り越えた時の喜びはフィールドプレーヤーには味わえないほどの達成感があります。
キーパーやりたい人~?
と子供たちに聞いた時、
はい!はい!やりたい!
とたくさんの子が言ってくれるような環境を目指して、キーパーの素晴らしさを伝えていきたいと考えています。
まとめ どんな性格の子だってキーパーで輝けるのでチャレンジしよう
今回は「キーパーに向いている性格ってあるの?」や、「キーパーに向いているタイプや傾向」をいままでいろんなGKを見てきた現役キーパーが紹介・説明しました。
キーパーに向いている性格はありません。
「キーパーをやりたい」という気持ちがあれば、どんな性格の子でも輝けます。
ぜひチャレンジしてみてください!
ただキーパーを続けられる共通点・傾向はあります。
すぐに心が折れてしまう子がキーパーを続けるのは厳しいかも知れません。
まぁ、何やるにしてもそうですけど…
その辺は親やコーチがフォローしていきましょう。
日本のキーパーは世界的に見ると、まだまだこれからです。
現役キーパー・キーパーコーチとして、「ゴールキーパーって最高なんだよ」と伝えていきたいと考えています。
キーパーをやりたい子が増え、キーパーにとってもっと良い環境ができてくれば日本のサッカーのレベル自体が上がっていくはずです。
一人でも多くの「キーパー大好きな子」が増え、世界で戦えるキーパーが出てくるのを心から願っています。
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