小学生・ジュニア年代でゴールキーパー・GKをがんばっているお子さんを持つ親御さんであれば、
キーパーグローブって何を選んだら良いんだろう?
少しでも活躍できるようなキーパーグローブを買いたい!
と考える方は多いでしょう。
しかし、
どのキーパーグローブを選んだら良いの?
と悩む親御さんもいると思います。
そんな親御さんたちに選択肢の一つとしておすすめしたいのが「レシーバーグローブ」です。
サッカー・フットサルのキーパー歴25年以上で現役プロU-12コーチも、フットサルの試合では「レシーバーグローブ」を使っています!
今回は、「キーパーグローブをレシーバーグローブにして活躍しよう」と題して、説明・紹介します。
サッカー・フットサルにも断然使える「レシーバーグローブ」とは?
私が使っているレシーバーグローブです!
私も買って使っているし、最近ではちょいちょい見かける「レシーバーグローブ」とは何でしょうか?
「レシーバーグローブ」はアメフトの「ワイルドレシーバー」というポジションの選手が使うグローブです。
得点源であるワイルドレシーバーに求められる大事な能力の一つに、『味方のパスを正確にキャッチする能力』があります。
味方のパスを正確にキャッチするために作られたのが「レシーバーグローブ」です。
アメフトのボールを片手でキャッチできるほどグリップ力が高く、キャッチングに特化したグローブなので、ラバー面を指で触っただけでキャッチしやすさがわかります。
今ではワイルドレシーバー以外の人も「レシーバーグローブ」を使う人が多いくらい高性能なレシーバーグローブ。
これサッカーとかフットサルにめちゃくちゃ使えるじゃん!
と誰かが使い始め、キーパーグローブとして使い始める人が増えてきているのです。
サッカー・フットサルのキーパーグローブのおすすめは「レシーバーグローブ」
アメフトのために開発され、広まってきたレシーバーグローブですが、
サッカー・フットサルのゴールキーパーにめちゃくちゃおすすめです。
レシーバーグローブが「キャッチングに特化して開発されたグローブ」だからです。
私が買ったレシーバーグローブがこちら。
色もサイズもたくさんあって、お子さんの好きな色やユニフォームに合わせたコーディネートも可能です。
また日本でも超有名なブランドがレシーバーグローブを販売していて、自分好みの商品を選べます。
おすすめはこの辺ですね!
「あれ?キャッチするつもりなかったけどキャッチできてる(笑)」という場面もあるくらいキャッチングするための性能に特化したグローブです。
ぜひ一度、キーパーグローブとしてレシーバーグローブを試してみてください。
きっとお子さんが活躍できる試合が増えますよ!
レシーバーグローブのメリット|サッカー・フットサル
さわれば摩擦力がビビるほどわかる「レシーバーグローブ」のラバー面です!
小学生・ジュニア年代のキーパーに限らず、大人までおすすめのレシーバーグローブのメリットを紹介します。
- キャッチング能力が激上りして評価が上がる
- 誰もつけていないレア感で自信がつく
- スローイングが上手くなる
など
キャッチング能力が激上りして評価が上がる
説明してきたように「キャッチングに特化してつくられた」のがレシーバーグローブなので、キャッチング能力は激上りします。
ゴールキーパーはギリギリのボールを、「キャッチできるかはじくか」はすごく大事だしチームの勝敗を分けます。
一番わかりやすいのが、下記動画の1分21秒からの「ロストフの14秒」ですね
ベルギー代表のGKクルトワは、コーナーキックからのボールをキャッチして、良い判断で味方につなぎ、日本の念願であるW杯ベスト8を見事に打ち砕きました。
これは一例ですがキーパーがボールを「キャッチできるかはじくか」は、試合を左右するくらい大事なのです。
また、「手が小さくてキャッチングが難しい」という子がレシーバーグローブを使うことで改善される場合があります。
誰もつけていないレア感で自信がつく
私もサッカー・フットサルのキーパーとして25年以上プレーしていますが、レア感ってすごく大切です。
GKになる時点で他の人と番いますしね
お子さんがキーパーだと、
キーパーグローブほしい!
となるし、私自身そうだったように良い道具を買ってもらうことでモチベーションは上がります。
普通のキーパーグローブを持っていた方が良いとは思いますが、
なにそのグローブ?みたことないんだけど
と「レシーバーグローブ」を持つことでまわりから注目され、さらにモチベーションが上がります。
レア感が子供のモチベーションを上げ、さらにキーパーが好きになる可能性は高いです。
スローイングが上手くなる
小学生・ジュニア年代のキーパーに限らず、レシーバーグローブを使うとスローイングがより正確になります。
普通のキーパーグローブは分厚いし、子供であればサイズが合っていない場合がほとんどです。
セービングをして手首や指の怪我を防ぐ面でキーパーグローブは最適ですが、スローイングをする時には自分の手の感覚がボールに伝わらずスローイングがずれます。
この辺はGKしかわからないかも(笑)
レシーバーグローブは薄くてアメフトで使うくらい頑丈なので、素手の感覚に限りなく近くなります。
前述したクルトワ選手のように、ゴールキーパーはキャッチング→スローイング(判断・技術)で得点までつなげることができるポジションです。
- アンダースロー(下投げ)
- サイドスロー(横投げ)
- オーバースロー(上投げ)
など
試合を左右するキャッチングと共に、『スローイングの』精度が素手に近いことで上りチームの勝利に貢献できるのも、レシーバーグローブをおすすめする理由です。
レシーバーグローブのデメリット
子供から大人までゴールキーパーにおすすめの『レシーバーグローブ』ですが、デメリットもあります。
- 雨が降っていたら絶対ダメ
- 手が痛いかも
雨が降っていたら絶対ダメ
レシーバーグローブの最大のデメリットは、「雨に日には全く使えない」ことです。
レシーバーグローブは普通の状況の試合で、キャッチングに特化したグローブなのですが、グローブの表面がぬれていると摩擦力が全くなくなり、非常にキャッチングしづらくなります。
ラバーの軍手みたいなイメージですかね
晴れた日の普通の状況であれば超絶おすすめのレシーバーグローブですが、雨の日はレシーバーグローブのメリットがそのままデメリットになるので使わない方が良いです。
手が痛いかも
レシーバーグローブのもう一つのデメリットは「手が痛いかも」です。
レシーバーグローブはキーパーグローブのようにキャッチング面が厚くありません。
キャッチングに特化してなるべく素手に近いように作られているのでしかたないですね…
キーパーグローブは、キャッチング面(ラバー面)が厚くシュートの衝撃を吸収してくれます。
一方レシーバーグローブはキャッチング面(ラバー面)が薄く、シュートの衝撃がほぼそのままくるので「手が痛い」と感じる可能性があります。
レシーバーグローブで痛さが気になるようであれば、
- 試合だけ使う
- 大きめのサイズを買って、下に手袋を着ける
など対策が必要です。
私は試合の時だけ使うようにしています!
小学生・ジュニア年代のキーパーにレシーバーグローブは断然おすすめ
レシーバーグローブのメリットとデメリットを説明してきましたが、やはり小学生・ジュニア年代のキーパーにも断然おすすめです。
キーパーグローブに限らず、道具はサッカーのモチベーションを上げてくれます。
またレシーバーグローブの「キャッチング能力」は、どのキーパーグローブより優れておりゲームで活躍できる可能性が上がること間違いなしです。
普通のキーパーグローブに加えて、レシーバーグローブをまずは一つ買って試してみるのをおすすめします。
きっと「おお!これすごいじゃん!」となりますよ!
まとめ 小学生・ジュニア年代のゴールキーパーは「レシーバーグローブ」で活躍し、ライバルに差をつけよう
今回は、「キーパーグローブをレシーバーグローブにして活躍しよう」と題して、説明・紹介しました。
「レシーバーグローブ」とはアメフトのポジション「ワイルドレシーバー」専用に作られた『キャッチングに特化したグローブ』です。
キャッチングに特化したグローブなので、キャッチングが大事なサッカーのキーパーにもガンガン使えます!
レシーバーグローブを使うメリット・デメリットはありますが、差し引きメリットの方が断然大きいので使った方が良いです。
- ここぞという試合で使うため
- 伸び悩んでいる今を変えたい
- 試しに使ってみたい
など
今使っているキーパーグローブに加えて、レシーバーグローブを一つ持っておいた方が良いと自信をもって言えます。
キャッチング能力が激上りするので、ぜひレシーバーグローブを一度は試して、ライバルに差をつけてほしいなと願っています。
キーパー歴25年以上の私は今、U-6~U-12までの子供たちのコーチをしていますが、特に小学生・ジュニア年代のGK環境は劣悪だと感じます。
日本のサッカーがワールドクラスになるには、グラスルーツからキーパーのレベルアップが欠かせません。
子供の頃から、
- サッカーが大好き
- キーパーが大好き
という気持ちが、日本のサッカーをワールドクラスまで押し上げてくれます。
このブログではいろいろなキーパー記事を書いていますので、下記のリンクから参考にしていただけたらうれしいです。
あなたの愛するお子さんがサッカーを楽しみ、幸せな人生を歩んでいけるよう心から願っています。
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