子供がゴールキーパーでセービングのあと、痛いと言っている
なかなかセービングしてくれない
※セービング≒横っ飛び
子供がGKをやっている親でそんな悩みを持つ人がいると思います。
その前にキーパーって、めちゃくちゃ痛いって知っていますか?
親やコーチであれば、GK独特の痛さを知っておく必要はあります。
私は女子チームでキーパーコーチもしていますが、なかなかセービングしないですね…
原因は何いろいろありますが主に、
- 飛ぶのが怖い
- 飛んだあと痛い
です。
意外と見落としがちで、どちらか片方にしか飛べないという子も非常に多いです。
左右差は早めに直さないと、いずれ苦労します。
相手にバレたら終わるので…
なかなかセービングをしてくれない子供・両方へ飛べない子へ、ゴールキーパー用の肘当て・膝当てを紹介します。
この他にも子供のサッカーに役立つアイテムを紹介していますので、下記の記事を覗いて試してみるのをおすすめします!
私がサッカー・フットサルで20年以上使っている肘当てと膝当て
私は本格的に高校生でサッカーのゴールキーパーを始めましたが、独学なのもあって飛んだあとの落ち方が本当に下手くそです。
今でも落ち方は下手なので、肘当てと膝当てに助けられています…
キーパーユニフォームに付いている肘のスポンジは意味ない
高校生サッカー部のころ、肘の少し上の骨のところが腫れて本当に痛かったです。
キーパー用のユニフォームっは肘のところに軽くスポンジが付いていますが、
全然意味ないです。
スポンジ付いててもめちゃくちゃ痛かったですもん…
フットサル用として使いだした肘当てと膝当て
フットサルのGKを本格的に始めた時に、肘当てと膝当てを使うようになりました。
私が使っているのがこれです。
体育館の床だし相変わらず落ち方も下手なのですが、肘当てと膝当てがあると全然痛くありません。
いろいろと試しましたが、フットサルは膝から滑るプレーもあるので今のものに落ち着きました。
頑丈なもの・適切な大きさでないと痛い時があります。
ジュニア期のサッカーで肘当てと膝当ては、ほぼ一択
小学生のゴールキーパーコーチでもあるので、子供用の肘当てと膝当てを調べたことがあります。
あんまり選択肢がないですね…
バレボール用で安いものもあるけど、
「これ絶対痛いやつじゃん」
と思うものが多かったので、頑丈なやつの方が安心です。
せっかく買ったのに痛かったら意味がないですからね…
また肘当てと膝当てには結構な衝撃が加わるため、ずれて結局痛かったり擦り傷になったりします。
小学生ゴールキーパーが肘当てと膝当てをするなら、今回紹介している商品ほぼ一択だといって良いでしょう。
ジュニアのサッカーにおすすめな膝当て・肘当てのメリット
小学生のキーパーが肘当て・膝当てをすることのメリットを紹介します。
大きなメリットは以下の3つです。
- セービングしたあと痛くない・すり傷にならない
- 身につけていることで安心感が生まれる
- なんかカッコイイ
1つずつ簡単に説明します。
①セービングしたあと痛くない・すり傷にならない
キーパー用の肘当て・膝当てをすることの最大のメリットが「痛くない・すり傷にらならない」です。
日本の場合、芝や人工芝ではなく固い地面で練習している子がほとんどですが、身につけることでセービングしても全然痛くありません。
痛くないことがわかると恐怖心も次第に消えていき、横っ飛びしてくれるようになります。
特に膝はひどいすり傷になりやすいですが、防ぐこともできます。
②身につけていることで安心感が生まれる
ゴールキーパーは何かと痛いし、怪我と隣り合わせのポジションです。
肘当てと膝当ては、セービングの着地や相手との衝突などから守ってくれます。
少し前からプロ野球で、フェイスガードがついたメットをよく見かけます。
(引用:日刊スポーツ)
これはデットボールから顔を守る『安心感』生まれ、パフォーマンスが良くなるのです。
よくみると肘当てもしていますね
ゴールキーパーにも同じことがいえます。
③なんかカッコイイ
肘当てと膝当てをした姿って、なんかカッコイイのもメリットです。
(引用:FUTSALX )
いや、それ関係ないだろ
と思うかもしれませんが、
めちゃくちゃ関係あります。
大人の男性であれば、子供の頃に段ボールで防具や武器を作ったという方は多いのではないでしょうか。
試合で堂々と防具を身に付けることを許された上に、付けているのは一人か二人で『特別感』があり、すごく目立ちます。
モチベーションが上がることもゴールキーパーには大事です!
チームの子にすすめている肘当て・膝当て
2日連続でサッカーをする場合は2セット以上あった方が良いです。
試合会場で身につけている子をよく見かけますね!
セービングしても痛くないし、傷も気にならないという子は要りませんが、『安心感』や『特別感』が欲しくて試しに買うのもありです。
プレー中に結構ズレるので、ちょっとだけきつめくらいがちょうど良いです。
前述しましたが、スポンジが薄いものは身につけても痛いので、頑丈な方が安心できます。
安い防具だと、ゴムが伸びて数か月でゆるゆるになる場合もあるので注意しましょう。
余談
たまに腰に巻くタイプの防具を見ますが、私は欲しいと思ったことはないです
今はいろんな防具やサポーターが売っているので、どうしても痛い所がある時は必要に応じて探してみましょう。
ジュニア用サッカーの肘当てと膝当てのデメリット
なかなかセービングが上手くできない、もっと上手くなりたい小学生のGKに肘当てと膝当てをおすすめしましたが、デメリットもあります。
- 防具内で蒸れてかゆくなる
- 防具が臭い
- 準備が面倒くさい
一つずつ説明します。
防具内で蒸れてかゆくなる
肘当てと膝当てをつけてプレーをすると防具内がすごく蒸れます。
肌が弱い子は、かゆくなり荒れてかいてしまいます。
私は肌が弱いので大変です…
対策としては休憩や関係のない練習メニュー、試合と試合の間は外したり、ずらしたりして定期的に防具内の蒸れをなるべく取りのぞきましょう。
特に夏場は暑いので、熱中症にも注意してください。
防具が臭い
防具内が蒸れるのとつながっていますが、洗濯や干し方を間違えるとすごく臭くなります。
最悪、臭いがまわりに伝わるかもしれません…
使ったらなるべく早めに洗い、部屋干しは避けるようにすると臭くなりづらいです。
使ったあと、「子供のリュックの中に数日間入れっぱなし」はヤバイ発酵臭がするので注意してください。
準備が面倒くさい
肘当て・膝当てを使うようになると準備がすごく面倒です。
この気持ちは、キーパーにしかわからないかも知れません(笑)
使いたいのに乾いてるのがないことも普通にあるので、洗濯して干す時間も考える必要もあります。
キーパーグローブの右手と右手を持っていってしまったり、肘当てを4つ持っていってしまったりして、「膝当て忘れた!」となる可能性があるので注意しましょう。
まとめ ジュニア期のサッカーで肘当てと膝当ての力を借りよう
もうワンランク上のキーパーになってほしい!
怪我なく、怖がらずにセービングできるようになってほしい
という小学生のGK向けに肘当てと膝当てを紹介しました。
少しでも怖さや痛さがあるなら、絶対した方が良いし、『安心感』や『特別感』が欲しくて身につけるのもありです。
普段から天然芝で練習をしているチームでは痛くないので必要ないかもしれませんが、そんなチームはまれです。
人工芝は痛くはないですが、独特なすり傷が付きやすいので膝当てだけでも良いかも知れません。
ただほとんどのチームが学校の固いグラウンドでの練習の日本ではキーパーは痛いんです…
慣れてきたら防具は外せば良いだけだし、ステージが上がって天然芝でできるようになれば要りません。
それまでの間、子供の大切な身体を守り、のびのびとプレーしてもらうために、肘当てと膝当てを付けるのをおすすめします。
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