なるべく子供には怪我をしてほしくないな…
怪我をしたけどなるべく早く治したい!
小学生・ジュニア年代でサッカーをがんばる子供を応援する親御さんであれば、誰もが願うことでしょう。
私もまったく同じです!
私はフットサル選手(キーパー)20年・サッカーコーチ7年ですが、残念ながら自分自身や他の選手の怪我をいく度となく経験しました。
サッカーやフットサルに怪我は付き物です。
サッカーを続ける上で、
- 怪我をなるべく予防する
- 怪我をした後の対処
はすごく大切です。
しかも怪我をした後って不安にもなりますよね…
今回は私が経験した「サッカー・フットサルでビビった怪我6選」と題して、
- ①~③は自分がした怪我
- ④~⑥は味方や相手がした怪我
を紹介します。
この記事を見ると、
こんな怪我があるんだ…
これくらいで治るんだ!
とわかり、お子さんの怪我への向き合い方が良い方に変わります。
怪我と上手く付き合うのはサッカーで成功する上で欠かせないので、お役に立てればうれしいです!
サッカー・フットサルに怪我は付き物
前述した通り、「サッカーに怪我は付き物」です。
一般的に、
- 打撲
- すり傷
- 突き指
- ねんざ
など
はサッカーでは、当たり前に起こる怪我です。
それだけで済むならまだしも、「復帰まで時間がかかる怪我」もあります。
- じん帯損傷・断裂
- 骨折
- 成長痛(小学生・中学生年代)
など
小学生・ジュニア年代の悩みにはサポーターやソールがおすすめです!
「復帰まで時間がかかる怪我」であれば、医師の力を借りて治していく必要があるし、親自身の知識も大事です。
「サッカー・フットサルでビビった怪我6選」を紹介する中で、参考にしてお子さんのサッカーに活かしてくれたらうれしいです!
ビビった怪我その① ぎっくり腰
ビビった怪我その①は『ぎっくり腰』です。
オッサンなだけじゃん…
という感じですが、初めてのぎっくり腰は20代前半でした。
「優勝したら30万」の大会で予選を勝ち抜き、決勝戦での場面です。
後ろに戻りながら相手のシュートをセーブした時に、無理な体制で腰から落ちてしまい人生初のぎっくり腰に。
座っていても・寝ていても、動いても激痛が走るし、日帰りで遠方まで車で遠征していたので、帰りの車は何していても激痛で地獄でした…
病院に行っても、サポーターやさらしを巻くしかなく、1~2週間はきつかったです。。
この時の怪我が原因で今でもたまに腰を痛めます。
ビビった怪我その② 視野が欠ける
ビビった怪我その②は「視野が欠ける」です。
私はフットサルのキーパーなので、当たり前のように顔にボールが当たります。
何回当たっても顔は痛いですね…
その中で目にボールが当たるのも多々あるのですが、目に重いフットサルボールが当たると視野が欠ける場合があります。
片目の視野が黒くて見えないのでリアルにビビります。
だいたいは1~2日で放っておいても治りますが、治らなかった時はさすがに眼科に行って検査を受けました。
今まで治らなかったことはないですが、不安な時はすぐに医師に診てもらいましょう
ビビった怪我その③ 足首の靭帯損傷
ビビった怪我その③は足首の靭帯損傷です。
今まで2回、同じパターンで相手選手とボールを蹴り合って、日常生活も難しいくらい怪我しました。
(出典:CRキャプテン翼)
蹴り負けただけですけどね。。
復帰まで1~2カ月かかりました。
もうこのパターンで怪我したくないので、蹴り合いになるなる時はインサイドで相手と蹴り合うようにしています。
個人的な経験ですが、蹴り合う時にインサイドにすると怪我しません。
良ければ取り入れてみてください!
ビビった怪我その④ 前十字靭帯断裂
ここからは自分が経験していない怪我です。
サッカー・フットサルにおいて膝の怪我は、選手生命を左右します。
膝の怪我で一番重いのが「前十字靭帯断裂」です。
私はキーパーで後ろから見ているので「あー、今のいったな。。」と見えるんですよね…
怪我をしてから完全復帰するまで、
- 手術が必要
- 1年くらいかかる
- 再発しやすい
など
膝の怪我は私自身、経験がありますが固められない上に治るのが遅いので、なるべく予防して上手く付き合いたい怪我です。
膝のトラブルにはザムストのサポーターがおすすめです!
ビビった怪我その⑤ 骨折
サッカー・フットサルに限った話ではないですが、「骨折」はビビります。
とある大会で、1点を取るために体を張って骨折したブラジル人を2人見たとこがあります…
どう考えても足が変な方向に曲がっているので一目で大きな怪我だとわかりました。
また私自身、紅白戦で味方を骨折させてしまった経験があります。
怪我をした方はもちろん、怪我をさせてしまった方も大きく傷つきます。
骨折の具合にもよりますが完全復帰まで半年~1年はかかります。
救急車を呼んで運んでもらった、その選手は紅白戦で「すね当て(シンガード)」をしていませんでした。
完全に防げるわけではないですが、すね当ては必ずしましょう
おすすめのすね当てを紹介したのがこちら。
【すね当て】キッズ・ジュニアサッカーで肌がかぶれる子の選び方
ビビった怪我その⑥ 帽子で顔がぱっくり
小学生・ジュニア年代でサッカーをしていると「帽子をかぶっている子」が、まぁまぁいます。
最近では柔らかい素材の帽子がありますよね!
けっこう前、普通の帽子をかぶってGKをしている選手がいました。
(出典:キャプテン翼)
相手選手のシュートが顔の付近に来て、帽子の日よけの部分に当たったのだろうとは思いますが、
額が帽子のせいので、パックリ割れて出血がすごかったです。
こんなに出血するの!?
というくらいビビったし、「帽子をかぶってプレーするって危ないんだな」と思ったできごとでした。
もし目に入っていたら…と思うとゾッとしますね…
怪我をしたら直後の対処が大切
サッカー・フットサルを続ける上で怪我は避けて通れないので、付き合い方が大事です。
怪我をした後の応急処置はRICE(ライス)と言われています。
(出典:バトルウィン)
- R 安静
- I 冷却
- C 圧迫
- E 拳上
小学生・ジュニア年代のサッカーで良く起こる、ねんざや突き指などで一番始めにしなければならないのは『圧迫』です。
体が怪我を治そうと、怪我の場所に血液が集まり腫れが起こります。
その腫れを少しでも抑えるのにまずは『固定』して、血液の流れを少なくするためです。
ほとんどの人がまず冷やそうとしますが『圧迫』が先なので要注意です!
圧迫にはテーピングが一番良いですが、安物だとはがれづらい場合もあるので、王道のこれが良いです。
子供だと、はがすときに痛いので、下に巻くこちらもおすすめ。
怪我のあとすぐに圧迫し、冷やせば怪我の治りがすごく早くなります。
まずは冷やさなきゃ!
ではなく、まずはテーピングで『圧迫』しましょう。
コーチでも怪我の正しい応急処置を知らない人がすごく多いので、私は中学生の子供にテーピングセット(テーピング・アンダーテーピング・はさみ)を持たせています
怪我と上手く付き合い、サッカーを楽しみましょう。
まとめ 私のビビった怪我が少しでも役に立ってほしい
今回は私が経験した「サッカー・フットサルでビビった怪我6選」を紹介しました。
- ぎっくり腰
- 視野が欠ける
- 足首のじん帯損傷
- 前十字靭帯断裂
- 骨折
- 帽子で顔がぱっくり
サッカー・フットサルに怪我は付き物ですが、やはり怪我はしたくないですね…
上記にあげた以外でも肉離れや突き指(たぶん折れてたことも…)など、上から下までいろんな怪我を経験しました。
しっかりとアップしていれば防げた怪我もあるので、アップはしましょう!
もし怪我をしてしまった時は直後の応急処置が大事です。
ほとんどの人が正しい応急処置を知らないので、
- 固定できるなら固定
- そのあと冷却、安静
を意識しましょう。
怪我をして大好きなサッカーができないのは本当につらい時間です。
すぐに病院に行くのも大切ですが、まわりの大人たちは正しい知識で子供たちを守ってほしいなと思います。
以前、公式戦で足を痛めた子の横にコーチがいるだけで応急処置もしないし、応急処置のグッズも何も用意していないという場面を見かけました。
チーム・コーチとしては最低だと感じます。
子供が安心してサッカーをできる環境を用意しているチーム・コーチが少しでも増えたらよいよ心から願っています。
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