お父さん・パパコーチってきついっすよね…
2021年の3月末まで約7年間、お父さん・パパコーチとして3つのスポ少・街クラブに所属したけど、どのチームでもそれぞれ違ってつらかったです。
私が男なので、「お父さん・パパコーチ」としていますが、お母さん・ママコーチも同じです!
どんなにつらくても日本中にお父さん・パパコーチはいるし、日本サッカー界の一番下をお父さん・パパコーチが支えていると言っても過言ではありません。
私は『お父さん・パパコーチの成長』が日本サッカーをワールドクラスまで押し上げると、本気で思っています。
今回は「【お父さんコーチはつらいよ】パパコーチのつらさ5選」と題して、お父さん・パパコーチのつらさを紹介しつつ、
それでもお父さんコーチは最高なんだ!
と感じる理由を説明・紹介します。
いわゆる、お父さん・パパコーチはとってもつらい
サッカーだけではないですが、いわゆる
お父さん・パパコーチってとってもつらいです。
平日は仕事、休日には子供のサッカーのコーチ。
オレ、いつ休むんすか?
と思いながらも、子供のため・家族のためにお父さん・パパコーチは毎週、子供と一緒にサッカーを楽しみに向かいます。
私自身、そのつらさを知っているので、日本中のお父さん・パパコーチにはリスペクトしかありません!
そんな「お父さん・パパコーチのつらさ5選」と題して、お父さんコーチのつらさを紹介します。
お父さん・パパコーチのつらさ① 審判をすごくやらされる
お父さん・パパコーチは、人が足りない時に遠征で審判をすごくやらされます。
オレって完全、審判要員だよね?
というくらい、やらされる日もたくさんあります。
審判って超疲れるんですよね…
私は真夏の炎天下の中、8人制の一人審判を3試合、吹いた経験があります。
ありがとうございます
とはみんなが言ってくれてうれしけど、それで自分の子の出場時間が増えるわけでも、活躍できるわけでもないので、何とも微妙な気持ちになってつらいです。
審判をやっていて、自分の子の試合が見られないパターンもあります。
自分の子の(ためだけではないけれど)ために、コーチをしているのに自分の子の試合が見られないって…
とさみしくなります。
外でのほほんと見てるだけの親はいいよな!
とささくれ立ち、未熟な自分にまた嫌気がさして…
なんでコーチしてるんだろ…
と、ふと考えたりするのです。
お父さん・パパコーチのつらさ② 普通のコーチがなんか偉そう
私が過去、所属したチームで、
- OBコーチ(自分の子がチームにいない)
- お父さん・パパコーチ
で明確に線引きするチームがありました。
完全に分けるのでまわりの大人も、
OBコーチがえらい
という空気・認識でした。
そんな感じなので、OBコーチは
オレは偉いんだ!
となるし、遠征でお弁当が出るのはOBコーチだけという差別。
コーヒーくれる?
というOBコーチもいて、
お前は、いったい何様なんだ!?
と叫んでいました。(もちろん心の中で)
OBコーチもお父さん・パパコーチも、目指すところは同じはずです。
「差別するのはおかしいな」と感じながら、子供のために耐えていました。
お父さん・パパコーチのつらさ③ 基本、意見は取り入れられない
②で紹介したチームで、私がサッカーコーチC級ライセンスを取得した時の話です。
C級取ったんだから、コーチたちにフードバックしてよ
と「コーチ講習会」をするように、なんだか上から言われるも、
- サイドコーチングが多すぎる
- 全員を出場させない
- 昭和のサッカーを教えすぎ
- そもそもコーチングがおかしい
など
と感じていたので、
これは絶好の機会だ!!
と感じ、
-
- コーチング・ティーチングの違い
- 全員出場の大切さ
を全力でOBコーチ・お父さん・パパコーチたちに伝えました。
結果、何も変わりませんでした。
私が悪いところもあったと思います。
ただ、万全の準備をしてプレゼンした「自チーム、コーチ講習会」で全スルーされた悲しさは今でも覚えています…
また「コーチ会議」なる飲み会もあって、「何か意見があったら何でも言ってよ」的なノリでしたが、何を言っても結局「OBコーチが自分の意見を押し通す場」でしかなかったです。
「どんなに努力しても、お父さん・パパコーチの意見は取り入れられない」と絶望にも似た経験を数多くして「何言っても無駄だな」と感じました。
お父さん・パパコーチのつらさ④ 親御さんから誤解されないように気を使う
「お父さん・パパコーチあるある」だとは思いますが、どうしたって
あのコーチは○○のお父さんだ
という目線が付きまといます。
普段のコーチがいない時には、
- 練習を任される
- 遠征を任される
- 試合の采配をする
など
の機会があります。
そんな時には、
お父さん・パパコーチとして親御さんから、
あいつ、自分の子ひいきしてやがるよ
と思われないように、気を使っていました。
GKを順番に選手たちにやってもらう時にも、「GKが大嫌いだとわかっている自分の子」を一番最初にやらせていましたね…
他にも、
自分の子、長く出しすぎじゃね?
と思われないように気を使ったり、自分の子に声をかけずにいたりしました。
途中からは慣れましたが、はじめの頃はつらかったです。
お父さん・パパコーチのつらさ⑤ 自分の子が活躍できない時が一番つらい
お父さん・パパコーチの最大のつらさは、
- 自分の子が活躍できない
- 自分の子が試合に出られない
- 自分の子がコーチにまったく評価されない
など
だと、私は感じます。
「お父さん・パパコーチ」とはいえ、大前提として自分の子の活躍を願う『一人の親』なのは、他の親御さんと同じです。
いろいろなつらさに耐え、気を使いながらやっているのに、自分の子が全く活躍できないのはとてもつらいです…
- サッカー経験者として、自分の子の近くで応援したい
- それだけではなくて、チームの役に立ちたい
- 子供たちとサッカーを楽しみたい
- 子供たちにサッカーの楽しさを知ってもらいたい
などなど
いろんな気持ちがあるから、お父さん・パパコーチをしています。
ただ、前述したように『お父さん・パパコーチ』とはいえ、大前提として一人の親です。
一番近くで見ているからこそ、自分の子が冷遇されている姿を見るのはめちゃくちゃつらいです。
だからこそ、「コーチ」の立場を使って、好きかってやる人もいるのでしょう
ひどいお父さん・パパコーチがいるのも事実なので要注意
経験上、コーチの立場を利用して『自分の子をえこひいきする』お父さん・パパコーチがいるのも事実です。
気持ちはわかりますけどね…
そして、
- サッカーやコーチングをまったく学ばないお父さんコーチ
- 自分の子にばかり声をかけるお父さんコーチ
はとても多いです。
お父さん・パパコーチとはいえチームのコーチなので、なにをしても良いわけでは決してありません。
『ひどいお父さん・パパコーチ』は確実にいます。
誰でも自分の子は一番ですしね…
ただお父さんコーチではなくても、ひどいコーチはたくさんいます。
チーム選びの時は良くコーチを見て判断してください。
それでもお父さん・パパコーチは最高!!
今まで「お父さん・パパコーチのつらさ」や「ひどいお父さんコーチもいる」と書いてきました。
それでもお父さん・パパコーチは最高だと私は思います。
自分自身、2021年3月まで約7年お父さんコーチをしてきた思い出は「かけがえのない経験・自信」になっています
つらいことの方が多かった気がしますが、自分の子と毎週一緒にサッカーでもがき苦しみながら、時に報われた時の喜び・経験は一生の宝物です。
年長の子供を、今コーチをしているチームに入れて、もう一度お父さんコーチとしてがんばろうと考えています。
サッカーやってくれるかは知りませんけど(笑)
またお父さん・パパコーチを一緒にがんばった仲間とは今でも仲良くしています。
つらい時に声をかけてくれたり、お互いの子を心配しあったり活躍を喜んだりしたし、本当に助かりました。
お父さん・パパコーチは最高なので、
なんか今つらいな…
というお父さんコーチにはがんばってもらいたいです。
お父さんコーチをやろうか迷っている…
という方はぜひチャレンジしてくれるとうれしいです。
おすすめのコーチの服装を書いた記事はこちら。
【サッカーコーチの服装】おすすめルースイソンブラのグッズ3選
まとめ 小学生・ジュニア年代でお父さん・パパコーチを楽しもう
「お父さん・パパコーチのつらさ5選」と題して、お父さんコーチのつらさを紹介しました。
お父さんコーチには、独自のつらさがあります。
①審判をすごくやらされる
②普通のコーチがなんか偉そう
③基本、意見は取り入れられない
④親御さんから誤解されないよう気を使う
⑤自分の子が活躍できない時が一番つらい
それでも日本にはたくさんのお父さん・パパコーチが毎週末、がんばっています。
マジでリスペクトします!お疲れ様です!
ひどいお父さんコーチがいるのも事実でしょう。
私もたくさん経験しました…
それでもお父さんコーチは最高だと言い切れます。
子供のチームからコーチの誘いがあって悩んでいる…
という方はぜひチャレンジしてください。
全国でがんばっているお父さん・パパコーチのみなさんは、良いことばかりではないと思います。
お父さんコーチとお子さんのご活躍を応援しているし、私もいつか再びお父さんコーチに復帰する予定なので、また一緒にがんばれたらうれしいです!
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