今回は一番大切な話を書きます。
「サッカーを一番上手くしてくれるのは誰ですか?」と聞いたときに即答できますか?
サッカーを一番上手くしてくれる人は『自分』です。
サッカーコーチとして7年、今年からクラブチーム所属のプロコーチとして活動していますが、ほとんどの子供・ご家庭・大人が「サッカーを一番上手くしてくれる人」を勘違いしています。
場合によってはコーチでもわかってない人はいます
先日、『一番大切な話』だからこそ、活動の始めのほうに
サッカーを一番上手くしてくれる人は誰ですか?
と子供たちに聞いたら「コーチ」と答える子が多かったです。
小学生でサッカーを上手くなる方法とは、「誰が一番サッカーをしてくれるのか」を知ることです。
今回は、「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」を紹介・説明します。
このブログでは『子供がサッカーをする上で最低限知っていてほしい基礎知識』を紹介していますので、参考にして親子で幸せなサッカーライフを過ごしてもらいたいと願っています
「サッカーを一番上手くしてくれる人」は『自分』
サッカーを一番上手くしてくれる人は『自分』です。
いや違う!という方もいるとは思いますが、私はそう考えています
だいたいの大人は小学生の頃、まじめに学校に行って、まじめに先生の話を聞いていた経験があるでしょう。
先生の話をまじめに聞いて、勉強がすごくできるようになりましたか?
勉強めちゃくちゃできました!
という方もいるとは思いますが、
先生の話を聞いていたのに勉強はそれほどできなかったな…
という方の方が多いはずです。
それは「先生の話を聞いていただけで、『自分』で学ぶ気がなかったから」です。
サッカーも同じです。
平日・週末と繰り返されるサッカーに「ただ行って、ただコーチの話を聞いてサッカーをしている」だけではサッカーは上手くなりません。
サッカーが上手くなりたいのであれば、
『自分』でサッカーを上手くするんだ!
という強い意志が必要です。
その意味で、「サッカーを一番上手くするのは『自分』」だと考えています。
今のクラブチームで「サッカーを上手くしてくれる人」は誰か聞いてみた
私が4月からコーチをしているクラブチームで、
サッカーを上手くしてくれる人は誰ですか?
と聞いてみた結果がこちらです。
- コーチ
- 自分
- 仲間
- プロのサッカー選手
- サッカー系YouTuber
- 相手
一通り聞いた後に、
じゃあ誰が一番サッカーを上手くしてくれる人は誰ですか?
と聞くと、
コーチ?
プロサッカー選手?
自分?
と悩みだす子供たち。
後発のクラブチームとはいえ、4~3年生の16人中2人が「自分」と答えました。
わかっとるやん!
とうれしかったです。
迷ったけど聞いてみた理由
なぜこのように入ったばかりのチームで聞いたかというと、
早めに意識して欲しかったから
です。
あと土日と連続で、
- 約束を守れない
- だらだらする
- コーチの話を聞かずに砂いじり
など
があって、代表がわりとご立腹だったので、「サッカーが上手くなる上で一番大切なこと」を伝えました。
みんなの心に届けば良いなと願っているし、この記事を見た方も子供たちに伝えてくれたらうれしいです。
メリットとデメリットはセット
何ごともメリットとデメリットはセットです。
「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」ということは、「サッカーを一番下手にさせる人も自分」です。
同じように親・コーチ・仲間・相手などもサッカーを上手くしてくれますが、サッカーを下手にさせる可能性も十分あります。
大切なのは環境選びです。
チーム・コーチ・仲間はある程度選べるので、サッカーが上手くなれる環境を探して選びましょう。
強いチームに入れれば良いわけではありません。
また、子供は親を選べません。
私自身にも言えることですが、選べないのであればせめて「この人が私の親で良かった」と思われるように学び、行動していきたいですね
少しずつでも良いから「サッカーを上手くしてくれる人」を意識しよう
前述しましたが、「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」です。
そしてほとんどの子供・大人が勘違いをしているように感じます。
逆に考えれば、他の子と差をつけるチャンスでもありますね!
始めはわかっていても、できない場面もあるかもしれません。
ただ根気よく「サッカーを一番上手くするのは『自分』だよ」と伝えていけば、わかってくれる子供は多いと思います。
それば子供が自立していくことにもつながるし、自立している子供はサッカーがグングン成長していきます。
少しずつでも良いので「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」を子供が意識して欲しいなと思います。
また「サッカーを自分で上手くなるため」には、動画でワールドクラスや自分の好きな選手を見まくるのがおすすめです。
DAZNで各国サッカーリーグのハイライトをみて上手くなろう!
サッカー動画を見まくって、『自分』で練習し、ライバルと差をつけちゃいましょう!
まとめ 小学生・ジュニア年代でサッカーを上手なるには『自分』だと意識しよう
「小学生でサッカーを上手くなる方法を現役コーチが教えます」と題して、サッカーを上手くなるのに一番大切なことを書きました。
一番大切なのは「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」と知り、日々の練習で意識していくことです。
自然とできている子は意識しなくてもOKです!
ほとんどの子供・大人は「一番サッカーを上手くしてくれる人」を知らないか・勘違いしています。
「サッカーを上手くしてくれる人」はたくさんいますが、一番は『自分』であるのを知り、日ごろのサッカーをがんばりましょう。
きっとサッカー選手として成功する可能性が高くなります。
「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」であると同時に、「サッカーを一番下手させる人も自分」です。
同じように親・コーチ・仲間・相手なども「自分の中でどうするか」でサッカーが上手くなれるし、下手にもなります。
大人は子供たちが良い方向に向かえるように導きたいですね!
スポ少・街クラブ・クラブチームと7年コーチをしてきて、「自立した子」はクラブチームが一番多いです。
ただクラブチームでも「自立していない子」もいます。
「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」だと知り、自分でサッカーに取り組む「自立した姿勢」がある選手は、たとえ今は活躍できていなくてもどこかのタイミングでグングン加速的に伸びていきます。
この記事を見ている方は、「今の活躍」にとらわれすぎず、子供たちの自立を最優先で伝えてほしいです。
「サッカーを一番上手くしてくれる人は自分」です。
サッカーを一番上手くしてくれる人は誰?
と聞かれて、「自分!」と即答できる子供がたくさん出てきた、少しあと。
きっと日本サッカーがサッカー強豪国の仲間入りを果たしていると私は期待しています。
その日を信じて共に学び、行動し続けていきたいと考えています。
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