前回は久保建英選手のお父さん、建史さんの著書「おれ、バルサに入る!」のはじめにから第2章まで要約を紹介しました。
長くなりそうなので区切ってすみません…
今回は第3章と第4章を要約します。
第3章と第4章では、前回紹介した建史さんの「ゴールデンエイジまでは親がサッカーを教える」を毎朝の練習で実践していった様子を中心に書かれています。
第3章 まずは親子でサッカーを楽しむ ステップ1 幼少期
第4章 シュートの形を教え、勝つ喜びを経験させる ステップ2 年中・年長時代
サッカー以外でもしていたことが書かれているので紹介しますね!
第3章 まずは親子でサッカーを楽しむ ステップ1 幼少期
第3章では、よりサッカーのためを考えてご両親がしたことやサッカーの技術的な内容が増えていきます。
体力をつけるために、ご両親がしたこと
サッカーや体力をつけるためにご両親がしたことは以下です。
- 片足で立てるようにする
- 外で遊ぶ時ははだしで遊ぶ
- ベビーカーを使わない
- リビングにソファーを置かない
「はだしで遊ぶのは足裏の感覚を養うのに役立ったと考えている」と書かれています。
またリビングにソファーを置かずに、たくさんのボールや小さいゴールを置き、家の中でもお父さんとサッカーの1対1を勝負していました。
はだしで遊んでいる子を見たら、久保選手のマネか!?と思ってしまいそうですね
サッカーでしたこと
次第にサッカーの技術的なことが書かれるようになっていきますが、お父さんの建史さんがしたことや、意識したのは以下です。
- 2歳ごろから毎朝、近くの公園で親子でサッカー
- サッカーでは必ずほめて叱らない
- ミニゲームの最後は必ず久保選手に勝たせる
サッカー経験者の建史さんは、「サッカーを始めたころに必要な技術」を意識しつつも、まず必要なのは、『運ぶドリブル』であると考えます。
メッシのような突破するドリブルではなく、運ぶドリブルです
大事だと考える『運ぶドリブル』を中心に久保選手といろんな練習をしました。
ボールタッチやキックの練習も並行して行い、建史さんと競争形式にして飽きないように基礎練習を続けたと書かれています。
久保選手のリフティング
久保選手はまずワンバウンドリフティングから始め、左右・インアウトの感覚をみがいていきます。
年少の時でワンバウンド200回くらい、年長でノーバウンド200回くらい、1年生で1000回以上できるようになったとのこと。
それ以降は、ボールを芯でとらええられているし、時間がかかって他の練習ができなくなるので回数にこだわりを持ったリフティングはやめたそうです。
1年生で1000回って…
第4章 シュートの形を教え、勝つ喜びを経験させる ステップ2 年中・年長時代
第4章からはほぼ、サッカー一色な内容になっていきます。
これまでの章でも、久保選手はお父さんの建史さんとの1対1をよくやったと書かれています。
2人で練習してるから当たり前といえば当たり前ですが、「大人を抜くにはどうしたら良いか」を伝えながら、最後は久保選手に勝たせて自信をつけさせていったのでしょう。
久保選手のシュート練習
建史さんはシュート練習で下記のように久保選手に伝えていました。
- シュートは端っこに蹴る
- シュートは空いている方に蹴る
- シュートはゴールキーパーを見て蹴る
- シュートはゴロで蹴る
シュート練習では「とりあえず蹴っとけシュート」は止めさせ、狙ったシュートを打てるように練習しました。
また建史さん自身が選手の時に「クラウンダーのシュートを打てずに苦労したこと」や「ヨーロッパ・南米でよく見る、キーパーの前でワンバウンドして入るシュートに憧れていた」ことから、ゴロのシュートを意識させたとのことです。
確かに大人になるとシュートが嫌でも浮いて、グラウンダーのシュートって難しいんですよね…
年少の頃からサッカースクールに通いだす
久保選手は2歳からサッカーをしていたとはいえ、サッカーは団体競技なので年少の頃からサッカースクールに通いだします。
参加の許可が下り、通っていたスクールは年長から小2までいるところで、さすがにゲームとなると苦労したようです。
スクールの最後のゲームで点を取り、活躍できるように毎朝の練習でいろいろと改善していきます。
活躍できるようになる考え方や練習が、細かく書かれています。
お父さんすごい…
そのがんばりもあって、ゲームで次第に活躍できるようになっていきました。
サッカーの練習のあとも大事
サッカーの練習のあと、ザリガニやドジョウを捕まえるのを楽しみにしていた久保選手。
この時間を「アフター」と呼び夫婦で大事にしていました。
またゲーム後の会話も大事にし、自分の気持ちや感想を言葉にして伝える機会を作っていたとのことです。
さまざまな技術をわかりやすい言葉にする
父親の建史さんは久保選手に技術を練習したり、伝えたりする際に、
- ペロリンチョ(ローリング)
- たまごちゃん(クッションコントロール)
- どんぱ(突破のドリブル)
などと、わかりやすい言葉に変えていました。
幼稚園の子にサッカーを教えるのには良かったのでしょうね!さすが!
まとめ 久保選手のお父さんが書いた「おれ、バルサに入る!」、第3章・第4章の要約
久保選手のお父さん建史さんの著書「おれ、バルサに入る!」の第3章と第4章を要約しました。
主に幼少期の育て方や2歳から始めたサッカーのことについて書かれています。
「外でははだしで遊ぶ」・「ベビーカーは使わない」など、久保家の育て方には驚かされます。
また2歳で始めたサッカーでは、建史さんがいろんな工夫をしながら久保選手にサッカーを教えて、サッカーを大好きにさせていった様子も興味深いです。
サッカーをがんばる子を持つ親として、参考になるところがたくさんありますね!
練習内容などはとても書ききれないので、図書館や持っている人から借りて読むのをおすすめします。
全部マネする必要もないのでできる範囲から親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に久保選手のお父さんの建史さんが、バルサの情報を集める時に参考にしたり、話を聞いたりした2人の本を紹介します。
松村尚登さん
サッカー上達の科学 いやでも巧くなるトレーニングメソッド (ブルーバックス) [ 村松 尚登 ]
サッカー上達の科学 いやでも巧くなるトレーニングメソッド【電子書籍】[ 村松尚登 ]
浜田満さん
世界で通じる子供の育て方 サッカー選手を目指す子供の親に贈る40のアドバイス [ 浜田満 ]
世界で通じる子供の育て方 サッカー選手を目指す子供の親に贈る40のアドバイス【電子書籍】[ 浜田満 ]
浜田さんの本には久保選手も出てきて面白かったし、めちゃくちゃ参考になりました!
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