サッカーコーチだけど、今度の練習メニュー何にしよう?
練習をする時に必要な道具ってなんだろう?
と悩む、小学生・ジュニア年代のサッカーコーチは多いのではないでしょうか。
サッカ・フットサル歴20年以上、サッカーコーチ歴7年で現役プロコーチがおすすめする道具の一つが、カラーコーンです。
小さめのもありますが、しっかりと高さがあった方が良いです!
それはそれとして、
これ工事現場にあるやつじゃん
と思ったあなた。
その通りです。
サッカーの練習メニューにカラーコーンはマストです。
- ゴールの代わりになる
- 相手の代わりになる
- 高さがあるのでマーカーにはない良さがある
- 練習メニューのバリュエーションが増える
など
が理由です。
自主練用にもあった方が良いですね!
今回は、「サッカーの練習にはカラーコーンがあった方が良い」をテーマに、説明・紹介します。
このブログでは他にも子供のサッカーに役立つアイテムを紹介していますので、下記の記事を覗いて試してみるのをおすすめします。
カラーコーンは小学生年代サッカーの練習に必須
サッカーコーチとして7年やってきて、カラーコーンは練習に必要不可欠です。
マーカーでは、
- パス練習
- ドリブル練習
- ゴール代わり
など
を行ったとしても高さがないため、
- パスが本当に通るのかがわからない
- マーカーの上もドリブルができるのでリアリティがない
- ゴールしたかどうかわからない
など
微妙な場面が、練習中に起こり得ます。
カラーコーンを使用した練習メニューであれば実戦に近い形で練習ができるし、チームの力を上げていくことができます。
カラーコーンを使った独自のメニューもあるので後ほど紹介しますね!
小学生サッカー練習でのカラーコーンの練習の使い方
サッカーの練習でカラーコーンは必須です。
どうしてもない場合はどうしようもないですけど
一番簡単なのがゴール代わりです。
4ゴールゲームでは、このようにカラーコーンを置きゴールの代わりとして使用できます。
またドリブル練習でもカラーコーンを使うと、リアリティが出ます。
マーカーだと簡単に行けちゃうのでリアリティが出ません…
パス練習でもカラーコーンを使った方が、試合を意識した練習をできるようになります。
例えばスクエアのパス練習。
カラーコーンを使って練習をすれば、マーカーを使うより実戦を意識した練習を行えるようになります。
通らないパスはコーンに当たって「あぁダメか…」とわかりますからね!
カラーコーンを使った小学生のサッカー練習メニュー
カラーコーンを使った練習メニューはたくさんありますが、ほんの一部を紹介します。
- ドルブルじゃんけん
- コーン倒しゲーム
- 4ゴールゲーム
まずは低学年向けの楽しい、鉄板練習メニューです!
ドルブルじゃんけん
2チームに分けてカラーコーンを真っすぐに並べ、「良―いドン!」で選手たちはコーンを1人ずつジグザグドリブルして進みます。
選手同士が出会った時点でじゃんけんをして、勝った方が進み、負けた方はどきます。
じゃんけんで負けたチームは次の選手がスタートし、相手チームの選手とまた出会ったところでじゃんけん。
最後に相手陣地まで行ったチームの勝ちです。
最後のじゃんけんがあいまいになるので、そこは大人が「これで最後!」と調整しましょう
コーン倒し
特に低学年の練習メニューとしておすすめなのが「コーン倒しゲーム」です。
2チームに分けて、グリッドをつくり自陣にコーンを並べます。
1チーム10個くらいあった方が盛り上がりますよ!
手を使って良いので、よーいドンで、
- 相手陣地のコーンを倒しまくる
- 倒しに来る相手を邪魔する(ファールはなし)
- 自陣内の倒れたコーンを立て直す
を繰り返し、決められた時間がたった時点で自陣内の立っているコーンが多い方が勝ちです。
カラーコーンの置き方や、誰が相手のコーンを倒しに行って誰が守って、倒されたコーンを誰が直すのかは子供に作戦会議をさせましょう。
ゲーム時間は、1~2分くらいがちょうどいいですかね
次に全員がボールを持ち、ボールをコーンに当てて倒すゲームにします。
手や足はダメです。
また自陣内の倒れたコーンを立て直す時には、ボールを連れて行きながら足で直します。
めっちゃ盛り上がるので試してみてください!
4ゴールゲーム
小学生・ジュニア年代で、低学年から高学年まで使える良いメニューが「4ゴールゲーム」です。
コートの広さは人数によりますが、コート内にカラーコーンで、
- 奪うゴール2つ
- 守るゴール2つ
の4つのゴールをつくります。
子供たちは、
- どちらのゴールを狙うか
- どちらのゴールを守るか
を判断する必要があるので、状況判断の良い練習になります。
他にもカラーコーンを使った練習メニューはあるので、またご紹介しますね!
サッカー練習でのカラーコーンの練習の使い方
小学生・ジュニア年代だけに限らず、のサッカー練習にはカラーコーンが不可欠だと紹介してきましたが、カラーコーンのデメリットもあります。
- 重くてかさばる
- 風で倒れる時がある
カラーコーンはサッカーの練習に便利ですが、10個くらい重ねて持ち歩こうとすると普通に重いです。
大きくて保管や移動にかさばるので、保管スペースや持ち歩くには少し大変です。
保管や移動など、協力してくれる人が必要ですね!
またカラーコーンを置いた練習メニューをしようとしても、風で倒れてしまう場合があります。
カラーコーンが倒れないために、こんなグッズもありますが、
これはこれでまた重いので、私はカラーコーンを2~3つ重ねて倒れないようにしています。
まとめ 小学生・ジュニア年代の練習・ゲームではカラーコーンを使おう
今回は、「サッカーの練習にはカラーコーンがあった方が良い」をテーマに、説明・紹介しました。
カラーコーンはサッカーの練習ですごく使えます。
- いろいろな練習ができる
- 実戦をイメージしやすい
- ゴール代わりになる
など
が理由です。
特にパス練習やドリブル練習はカラーコーンを使うと高さが出るので、ごまかしがきかなくなります。
またカラーコーンを使った独特の練習メニューを行うこともできます。
重くてかさばるので保管場所や持ち運ぶ時に若干面倒なのがデメリットですが、カラーコーンを使えるのであれば使った方が良いです。
久保建英選手も子供の頃、お父さんとの自主練でカラーコーンを使っていました!
持っていない方は自主練用やサッカーコーチ用として、カラーコーンを用意しましょう。
きっとライバル選手やライバルチームに差をつけられるはずです!
コメント