スポ少に役員さんやお当番さんは必要か?|小学生のサッカー街クラブ

次の週末、試合当番で準備するのが大変…

来年度、学年の役員がまわってきそうで今からドキドキしてる

子供のサッカーに関わる大人であれば、そんな心配をしたことがあるのも多いと思います。

私は現在、サッカーコーチ(ボランティア)として子供のクラブに関わっていますし、その前の4年間も同じようにコーチもしていました

役員さんやお当番さんになるのは、お母さんであることがほとんどだし、私の妻も当番や自主大会の役員を3年にわたり任されていて本当に大変そうでした。

巻き込んだのは私でもあるので、本当に申し訳ないと思っています。

その代わり、今は全く関わっていないので土日が楽しそうです。

コーチとしてチームと関わっていたし、妻が妊娠中は試合当番や練習当番もやりました。

その経験から、小学生サッカー街クラブ(スポ少)に役員さんやお当番さんは要るのかを書いていきます。

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結論!役員・当番は要らない!

いきなり結論から書きますが、役員や当番は要らないと私は考えています。

以前のチームは、低学年まで練習当番をお母さん達が順番でやっていて、私もやりました。

やることといえば朝早く来て、来てない子供はいないかの確認(いなかったら連絡)、ビブスの管理、怪我人の処置&必要であれば連絡、練習後のお茶出しくらいでしょうか。

決められていたのでやっていましたが、ほぼ座ってるだけなので暇だし、「○○さん(私)、コーチ足りないから手伝って」と言われ、結局練習当番の時はほとんどコーチをしていました。

お茶出しは、本当にバカバカしいと感じます。

良い大人なんだから、自分の飲み物くらい自分で用意するべきだし、コーヒーを飲みたかった自分で買ってくれば良いだけの話です。

今のチームでは6~5年の選手20人ほどをコーチ数名で担当し、何度も遠征に行っていますが試合当番や役員さんはいません。

後で書きますが、コーチがたくさんいない場合、コーチ以外の大人の協力は必要です。

お当番さんがいなくても、コーチが頑張れば大体なんとかなる

役員さんやお当番さんは要らないと書きましたが、その理由はコーチ達が頑張れば大体なんとかなるからです。

規模にもよりますが、1チームにコーチが2、3人いれば大概の事は対応できます。

今のチームに子供と移籍して1年半ですが、練習や試合遠征で「当番さんいればな」と思ったことはありません。

去年、自主的に10名で合宿遠征を企画して行ってきましたが、私一人で宿の予約から何から手配しました。

人数が増えても、手配自体の手間はそんなに変わりません。

以前のチームだと、合宿の役員さんがいて、これがまた大変そうでした。

私が企画した合宿は大成功に終わりましたが、コーチが私一人だったのもあり、帯同してくれた母さんたちにすごく助けられました。

もしいなかったら…と考えるとゾッとします…

コーチが頑張ればなんとかなることも多いですが、選手の移動などはコーチだけでは何ともならないことも多々あります。

毎回協力してくれるお母さん・お父さんたちがいて本当に助かっているし、感謝の気持ちしかありません。

街クラブ(スポ少)であれば、コーチ以外の大人の協力は絶対必要

前述の合宿の際にも必要だった、お母さんたちの協力にもある通り、チーム運営をしていく上でコーチ以外の大人の協力が絶対に必要です。

「じゃあ当番いるんじゃない?」という意見もあるし、それも一理あります。

まず大前提として、利益を目的としていない街クラブは全員の協力で初めて成り立つからです。

今のチームはコーチも審判も、移動やその他の手伝いも自主的な大人の協力により成り立っています。

全く協力しない人ももちろんいるし、協力しあってる人たちも全てが気分の良いことばかりではないと思います。

私も審判をやること自体は面倒ではありませんが、ジャッジに対して文句を言ってくる大人や選手に腹が立つことがあります。(たまに誤審もありますが。。)

自主的に協力してくれる人がいない場合は、当番にしないとならない場合もあります。

車出しが多いように思いますが、私は車が足りない場合、「電車とバスで良いのではないか?」と考えています。(電車でもバスでもいけない場所は除きます)

自主的にコーチ以外の協力が集まるのが理想ですし、いろんな人がいるので「そんなに上手くいかない」というのはあります。

なんでうちだけこんなに車出さなきゃいけないんだ…

協力しても、うちの子試合に出れないし…

などなど、言いたいことがあるのもわかります。

しかし、自主性が必要なサッカーを子供にさせていて、大人が自主的ではないというのはどうなのでしょう。

理想通りいかないこともありますが、何事も目指すのは理想です。

あくまで、一例として役員や当番がない今のチームのやり方を記しておきます。

うちのクラブの体制

詳しくは書けませんが簡単なチーム概要です。

  • 街クラブ(営利を目的としていない) 小学生全学年で50名程度
  • 会費 月1,000円程度、遠征や合宿の度に別途集金
  • コーチ 8名(毎回出席ではない人もいます) + 審判を協力してくれるパパ数名
  • 当番・役員はないが練習・試合・合宿・レクリエーションなどは高学年のママさんたちを中心に自主的に協力してくれている。

こんな感じでしょうか。

コーチ・審判・車出し・合宿帯同など協力してくれた方には、基本的に会費からその都度交通費が出ます。

前のチームは、全く出なかったので個人的にすごくありがたいです

予測の範疇を出ませんが、今のチームは試合に全員出す方針なので、自主的に協力してくれるママ・パパが多いような気がしています。

これが一番大事なような気がしていますが、証明は難しいです。

それでも遠征が続いたり、重なったりするとコーチや審判が足りなくなります。

この辺は、代表のマネージメント力の高さでカバー、最後はヒューマンパワーです。

チェックする文書や作成する書類、共有するものなど、非常にわかりやすくGoogleドライブにまとめられています。

各コーチに振る役割分担も的確だし、次第に1人でできるようにコーチを育てていくので、「仕事できるんだろうな」といつも関心させられてばかり。

もちろんその他、小さい問題はありますが上記の結果、個人的にもやりやすく非常に雰囲気の良いチーム運営ができています。

役員さん・お当番さんのないチームを目指してできること

初めに書きますが、チームのベースが固まっている場合、無理に変えていくのはトラブルになる可能性があります。

私も当番関係ではありませんが、良かれと考え担当している学年独自でやろうとしたことに目を付けられ、その行為を止めるように注意されました。

反対すれば自分の子供に仕返しがあるかも知れないので、従うことにしました…

今のチームは一部の人を除き、みんなで協力する土壌ができているから、なんとか上手くバランスが保たれています。

どうにもならない状況で、耐えられないのであれば移籍するのも手段の一つですが、大人の事情で移籍するのは子供がかわいそうなので判断が難しいです。

変える余地があるチームであれば、意識するのは大きく分けて2つ。

①コーチの意識改革

私自身コーチになって実感するのは、子供や大人から「コーチ」と呼ばれると、なんだか少しうれしい気持ちになってきます。

みんなに「ありがとうございます」と言われ、意識していないと自分が少し偉くなったような気分にもなるのです。

確かに街クラブやスポ少でコーチをやるのは大変でもあるし、みんなすごいとリスペクトしますが、決して偉くなった訳ではありません。

選手・大人たち・コーチや地域の協力などがあって、初めて成り立つクラブであることを再認識するべきです。

前のチームでは、冬の遠征で寒い時に、「あったかいコーヒーくれる?」というコーチがいました。

内心あきれていましたが、彼のようにはなりたくないと誓ったのはいまだにはっきりと覚えています。

②大人の意識改革

繰り返し役員・当番は要らないと書いてきましたが、街クラブであれば大人の協力は必要不可欠です。

コーチと同じですが、選手・大人たち・コーチや地域の協力などがあって初めて成り立つのが街クラブであると再認識しなければお互いの協力は得られません。

忙しくて協力できない人もいるし、どんなに要請しても協力的ではない人はいます。

「お互いさま」の精神で初めて成り立つのに、それを理解しない人がいるのは、良い気分ではないですが、大人が抱く感情は必ず子供に伝わります。

適度な関係を築き、大人の事情を持ち込まないようにしたいものです。

なにより、協力的で子供たちとも良い関係をつくっていった人にしかわからない喜びがあります。

協力してくれる人は大変ですが、「お互いさま精神」を持ちサッカーを楽しむことをお勧めします。

私自身で書いてても、結構難しいことであるのは認識しています。

ただ目指せるのであれば理想は目指したいですよね

子供を持つ親としての立ち場もあるので、私もたくさん悩みましたし、今でも悩みは尽きません。

でも悩むのは、子供のことを一生懸命考えてるからだし、悩んでる時点で素晴らしいと私は思います。

何もかも思い通りにいくわけないし、一緒に悩んでいけたらなと考えています。

まとめ みんな自主的に協力し合えば、街クラブ・スポ少にや役員や当番はいらない

ジュニアサッカー・小学生の街クラブ(スポ少)に役員さん・お当番さんはいるのか、ということを書きました。

コーチ・親の両方の立場を経験して書きますが、役員さんや当番さんはいらないし、コーチが頑張れば大体のことはなんとかなります。

しかし、コーチ以外の大人の協力は必要です。

人間同士の組織だし、歴史が長いと変えていくのは難しいなど、さまざまな問題がありますが、目指すのは自主的な協力によるチーム運営です。

選手・大人たち・コーチや地域の協力などがあって初めて成り立つので、どこの立場が偉いなどということはありません。

とはいえさまざまな事情を抱えたチームで悩みを抱える大人が多いのも事実だし、変えようにも難しいチームもあると思います。

「お互いさま精神」を持ち、みんなで支えあえる素晴らしい雰囲気のチームが一つでも多く増えていくことを心から願っています。

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