
子供をドリブル塾に通わせようと考えている!

ドリブル塾ってどうなんだろう?
そう考える方は少なくないでしょう。
サッカー・フットサル歴25年以上、コーチ歴8年の現役選手・コーチからすると
「基本、やめておいた方が良い」
と考えています。
ギャンブルに近いし、サッカーで大切なことを学ばずに続けたところで、いずれ行き詰まるからです。
当ブログでも大人気の記事。
また毎週フットサルをしていると「ドリブル塾系の子」とプレーする機会がありますが、「サッカーの楽しさを知らないな」と感じます。
今回は少し見方を変えて、「ドリブル塾系の子供をみて現役フットサル選手・コーチが思うこと」と題して説明していきます。

ドリブル塾に興味がある方は、通わせるかどうかの判断材料にしてもらえたら幸いです!
ドリブル塾系の子供をみて現役フットサル手・コーチが思うこと
現役フットサル選手・コーチの私が「ドリブル塾系の子供」をみて思うことは、
- 相手へのリスペクトが少ない(ない)
- 判断が悪い
- 楽しみ方が歪んでる
など
です。

もちろん良いドリブル塾もあるのですべての子供に当てはまるわけではありません!
1つずつ簡単に説明します。
相手とのかけ引きが少ない(ない)
ドリブル塾系の子供は、対戦相手とのかけ引きが少ないように感じます。
相手をドリブルで抜くことが「目的」になっているからです。
ドリブル塾で習ったであろうフェイントやボールタッチを繰り返し、「ドルブルで相手を抜けるか抜けないか」を相手ゴール前で繰り返すプレーばかりな印象を受けます。

それ、やりたいだけじゃん…
というフェイントを謎のタイミングで出し、自己満のプレーしかできなくなるのです。
プレーの判断が悪い
「相手とのかけ引きが少ない」にも通じますが、ドリブル塾系の子供は判断も悪いです。
ゲーム中、ボールを持っているときに、一番最初に狙わなければならないのは「シュート」です。

多く点を取った方が勝つゲームですからね!
ドリブル塾系の子供は、

ドリブル!ドリブル!
となることが多いので、シュートを打てる場面でシュートを狙いません。
- シュートが打てないとき
- シュートを打っても入らなそうな時
に初めてボールを運ぶプレー「ドルブルかパス」を選択します。
プレーの第一選択肢の多くがドリブルになってしまうために、判断が悪くなるのです。
楽しみ方がゆがんでいる
ドリブル塾系の子供は、サッカーの楽しみ方がゆがんでいると感じます。

ドリブルをほめる大人が一番悪い気がしますが…
いつの間にか「相手をドリブルで抜くこと」が楽しみになってしまい、
- 相手とのかけ引きの面白さ
- チームプレーをする喜び
など
サッカーの本当の楽しさを知らずに成長してしまいます。
一緒にプレーしたドリブル塾系の子供で、相手の股抜きばかり狙う子がいました。
股抜きは選択肢の一つであって、ひたすら狙うのはサッカーの楽しみ方がゆがんでいるなと感じました。

相手へのリスペクトのかけらもないですよね…
大人でも股ばかり狙うア〇がいますが、子供のころからサッカーの楽しみ方がゆがんでいると将来どうなるかは言うまでもありません。
ドリブル塾は基本やめておいた方がよい
「ドリブル塾系の子供をみて現役フットサル選手・コーチが思うこと」を書いてきましたが、ドルブル塾は基本やめておいた方が良いと考えています。
上記であげたような選手になる可能性が高いからです。
ボールを持った時、
- 最優先はシュート
- シュートができないときはドリブルかパス
と理解していないドリブル塾で、「3つのプレーのうちの1つでしかないドリブル」だけを練習したところでサッカーは上手くなりません。
またサッカーはほとんどが「ボールを持っていない場面(オフザボール)」です。
見た目が華やかなドリブルが上手くなりたい気持ちもわかりますが、
- ボールを持っている時のプレー
- ボールを持っていない時のプレー
をバランスよく練習する必要があります。
ドリブルだけがサッカーではありません。
中には良いドリブル塾もある
これまでドリブル塾をネガティブに書いてきましたが、中には良いドリブル塾もあります。
判断基準としては、
- サッカーの本当の楽しさ
- プレーの優先順位
- ドリブルはプレーの一つでしかない
など
を教えられる・伝えられるドリブル塾であるなら、良いドリブル塾です。
これらを見分けられる大人は、ごく少数でしょう。

このドリブル塾なら大丈夫
と自信を持ってお子さんを通わせるなら良いですが、

ドリブル上手くなってほしいなぁ
と考えているだけであれば、ドリブル塾はやめておいた方が良いです。
良いドリブル塾もある一方、そうではないドリブル塾がたくさんあるからです。
子供のサッカーを応援するなら、ドリブル以外もたくさん教えよう
「良いドリブル塾を見分ける目」があるのであれば、ドリブル塾に通わせるのは良い選択です。
しかし、見る限り送迎できる範囲で「良いドリブル塾がある可能性」は限りなく低いでしょう。

それくらい良いドリブル塾は少ないですからね…
お子さんのサッカーを応援するのであれば、いろんな技術をバランス良く成長させるのが大切です。
ドリブル以外のプレー・判断が優れていて、「ドリブルの技術だけ足りない」のであれば、ドリブル塾もありだとは思います。

ただ、サッカーコーチを8年してきてそんな選手は一人もみたことないですね…
サッカーは子供に教えること・伝えることがたくさんあります。
スポ少でもクラブチームでも良いですが、「ドリブラー大好きおじさん」の被害にあわず、ドリブル以外のプレーもバランスよく上げていきましょう。
「ドリブラー大好きおじさん」が日本サッカーを衰退させている説
まとめ 一部のドリブル塾を除き、ドリブル塾はやめておこう
今回は少し見方を変えて、「ドリブル塾系の子供をみて現役フットサル選手・コーチが思うこと」と題して説明しました。
一部の良いドリブル塾を除いて、ほとんどのドリブル塾はやめておいた方が良いです。
良いドリブル塾を見抜く目がなければ、本当のサッカーの面白さ・プレーの優先順位を学べず、サッカーが下手になるからです。

見抜けるなら全然OKです!
サッカーはドリブルだけではなく、さまざまなプレーをバランスよく練習する必要があります。
ドリブルで相手を抜く華やかさに惑わされ、子供を安易にドリブル塾に通わせる大人が悪いのであって子供は悪くありません。
ドリブル塾に通わせようか悩んでいる親御さんは、今一度冷静に考えて判断してほしいと心から願っています。
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