小学生のサッカースクール・チームの選び方②【良いコーチとは】

前回はサッカースクール・チームのコーチ選びでの注意点をあげました。

小学生のサッカースクール・チームの選び方①【良いコーチとは】

主に小学生からサッカーを始める際の、スクールやチーム選びの注意点をまとめました。スクールやチーム選びで大事な、良いコーチの選び方や、良いコーチとはどういった人なのかも紹介しています。こちらは前編です。

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2019.12.10

では結局、コーチの何を見て選んだら良いのか？

今回は良いコーチを選ぶ時に見て欲しいポイントを紹介します

大事なのはサッカースクールやチームのコーチを直接見て選ぶ

ネットで調べたり、チラシを見て「子供に行かせてみようかな」と考え、体験に行く前にコーチのプロフィールなどは見ると思います。

「このコーチ良さそうだな」と思い、体験に参加するのが多いとは思いますが、「子供の人生を左右するかも知れない人を選んでいる」という意識は体験から持った方が良いです。

1番大事なのはコーチの人間性です。

子供に怒鳴ったり、厳しい言葉をかけ過ぎていないか

1番見ていて、わかりやすいのが子供に怒鳴ったり、厳しい言葉をかけ過ぎていないかです。

逆に言うと、ボランティアコーチを中心に、そういうコーチが非常に多いのが現状です。

プロのコーチであれば、最低限コーチングの勉強はしているので、こういった声かけは少なくなります。

ただ、コーチも人間ですし複数の子供たちを相手にしているとマイナスの感情になることもあります。

そんな時こそ、どんなコーチングをしているかをよく見て見ましょう。

褒める(認める)・問いかけのコーチングをしているか

現在、サッカー先進国の育成年代でも良いとされているのが『褒める(認める)・問いかけのコーチング』です。

子供たちのプレーが上手くいった時などに、見逃さずに褒めているか。

具体的に褒めていればいるほど良いですし、子供たちも

「ああいうプレーしたら褒められるんだ！」

と気付いて練習の質も上がっていきます。

また、問いかけるコーチングをしているか。

サイドコーチングで子供にプレーの指示ばかりしていると、子供自身で何も考えなくなってしまいます。

そこで「どうしたら良い？」など、子供に問いかけ子供自身で考えるようなコーチングが良いとされています。

子供の頭の中で選択肢にないようなプレーはティーチングで伝えないといけませんが、良いコーチはコーチングとティーチングのバランスが上手いです。

子供と同じ目線で話をしているか

まだまだサッカー上達中の子供達は上手くいかないこともたくさんあります。

大事なのは、そこに寄り添うコーチが大人として『子供と同じ目線で話をしているかどうか』です。

今までサッカーを経験してきた人は、上から目線で子供達に話をしてしまいがちです。

上手くできない、それぞれの子供に合わせて話をしているかは良いコーチを見分ける上で大事なポイントの一つです。

子供が楽しんでいるか

体験にいったら、まず見てほしいのが『子供が楽しんでいるか』です。

自分の子はもちろん、他の子も楽しそうにしているか、その場にいるみんなが楽しそうか、またはそういった雰囲気づくりをコーチがしようとしているか。

楽しさの定義は人それぞれですし、難しいところですがレベルが合っているかどうか。

体験したお子さんに「どうだった？」聞くのも良いですね。

楽しんでサッカーをしていると成長は早いです。

親へも真摯に向き合っているか

体験に行ったら気になることは聞きましょう。

また入った後でも、聞きたいことや気になることがあればコーチに聞いてみると良いです。

それぞれスクールやチーム、またはコーチにも考え方や狙いがありますので、聞いてみて子供に合うかどうかを判断材料にしましょう。

目的によってスクールを使い分けるのも一つの手です。

良いコーチほど高圧的な態度にならずに、こちらがわかるように説明してくれます。

もちろんモンスターペアレントとならないような配慮は必要です。

まとめ

サッカー良いコーチを見分ける方法を何点かに分けて紹介しました。

怒鳴っているコーチは論外として良いコーチングをしているか。

また、子供達がサッカーを楽しめるようにしているかが良いコーチを見分けるポイントです。

繰り返しになりますが、1番大事なのはコーチの人間性です。

良いコーチであれば子供であれ、大人であれ誠意ある接し方をします。

そしてサッカーを楽しめるように最大限努力します。

年齢や経験はあまり関係がないと思っています。

良いコーチは「どうしたら子供達が一番サッカーが上手くなるか」を知っています。

コーチも失敗をしますが、トライ＆エラーを繰り返せる人であれば子供達と共に成長していけば良いのです。

ぜひお子さんにとっての大事なパートナー選びをしてもらいたいと願っています。