親子で個人参加型フットサルに参加する「親子サル」が最近、じわじわと増えてきています。
すごく良い傾向だと思います!
親子サルにはたくさんのメリットがあるからです。
日本では公園でサッカーを禁止されていることも多く、気軽にボールを蹴れる環境ではありません。
親子サルはそんな日本のサッカー環境を良くして、もっとサッカー文化が根付いていくきっかけになるかも知れません。
また親子で参加することで子供との時間がとれるので、親子の絆も強くなります。
今回は「親子サルに参加して、子供とフットサル・サッカーを楽しもう」と題して、親子サルのメリットを紹介します。
最近じわじわと増えてきた「親子サル」
冒頭でも書きましたが、最近「親子サル」がじわじわ増えてきています。
自分の子供が小2くらいの時から探して参加していましたが、当時は定期的ではなく不定期イベントが多かったです。
それがここ1~2年、私が住む地域では毎週「親子サル」を開催するフットサルコートが4~5個に増えました!
「親子サル」は需要があると認識されてきたのもあると思いますが、フットサルが子供・大人にとって身近になってきた証拠だと感じます。
フットサル歴25年以上の私からするとうれしい限りです!
公園でボールを蹴る子供をよく見かけますが、厳密にいえば「サッカー禁止」な公園なことがほとんどで、
おい!サッカー禁止だろ!
と地域の人に言われれば終わりです。
そんな子供たちの救いの場となるの可能性があるのが、日本独特の文化(?)「親子サル」かも知れません。
親子サルには、
- 親子を一緒のチームにしてくれるところ
- 親子でもランダムにチーム分けするところ
があるので気になる方は、あらかじめ施設に確認しましょう。
「親子サル」に親子で参加するメリット
最近じわじわふえてきた親子サルへ親子で参加するのは、メリットがたくさんあります。
- 子供のサッカーが上手くなる
- 親も良い運動になる
- 親子の時間を楽しめて絆が深まる
- 子供と一緒に出掛けるので奥さんの時間がつくれる
- 日本サッカー界の発展につながる
など
がメリットです。
簡単に説明します!
子供のサッカーが上手くなる
親子サルに参加すると子供にとって良い練習になるので、子供のサッカーが上手くなります。
学年にもよりますが低学年であれば「空気を読む大人」が、
- シュートを決めさせてくれる
- パスをくれる
- ドリブル中、ボールを取らない
など
忖度してくれます。
そんな大人の気遣いが子供の自信になるし、
ナイスプレー!
とほめてくれる大人も多いので、子供の成功体験になる上に自信がつきます。
親も良い運動になる
親子サルでは子供が主役ですが、親もそれなりに走るので良い運動になります。
怪我には気を付けてくださいね!
ガチでやってる人には物足りないと思われるかも知れませんが、
- 子供に点を取らせよう
- 子供の分も守ろう
など
子供に活躍してもらいたいと考えながらプレーすると、結構ハードです。
また、サッカー・フットサル初心者でも「大人である」だけで、「サッカーが上手い子供」にも全然勝てます。
大人のアドバンテージハンパないっす!
ハードルが高いと感じるかも知れませんが、初心者でも勇気を持って参加してほしいなと思います。
親子の時間を楽しめて絆が深まる
親子サルに参加すると、
- プレー中
- 行きと帰りの時間
は2人きりなので、親子の時間を過ごせます。
2人でサッカーを話をするもよし、学校や休みの日の話をしてもよし。
「親子サル」を通じて、親子2人の時間ができるのが親子サルの魅力の一つです。
子供と一緒に出掛けるので奥さんの時間がつくれる
子持ちのご家庭にしかわからないかも知れませんが、奥さんの負担ってハンパないと思うんですよ
まだまだ小さい頃の子供の面倒をみるのは、幸せな面もあるし辛い面もあります。
奥さんだって、一人でのんびりしたい時間はあるはずです。
そんな中、旦那さんが子供を連れて親子サルに行けば、「奥さんの自由時間」ができるのです。
ご家庭の事情によりますけどね
日本サッカー界の発展につながる
個人的に一番期待していることですが、
「親子サルがもっと広がり、日本中でサッカー文化が根付いてほしい」
と考えています。
日本には「子供たちが安心してサッカーを楽しめる環境」が少なすぎるからです。
子供も大人も一緒にボールを蹴って楽しめる環境が、日本サッカー界にはほぼありません。
ただ「親子サル」は「子供たちが安心してサッカーを楽しめる環境」がそろっています。
「親子サル」が日本サッカー界の為になると思うし、これからもっと広がって一般的になれば日本サッカーはもっと発展につながると願ってやみません。
「親子サル」に参加する時の注意点
親子サルに参加するメリットを紹介しましたが、注意点もあります。
これを気を付けないと逆効果なので気を付けたいですね…
- 絶対に子供たちに怪我させないようにプレーする
- 自分の子ばっかりにパスを出さない
- 子供のプレーにあれこれ言わない
- 自分も怪我しないようにする
など
大前提として個サルなので「参加している人全員が楽しめる」ようにプレーする必要があります。
絶対に子供たちに怪我させないようにプレーする
子供はまだ体も小さいので、大人の大きな身体や足を当ててしまうと怪我をする恐れが高いです。
- 親子で楽しむために
- 子供にサッカーを上手くなってもらうために
親子サルに参加したのに、
- 他人の子供を怪我させた
- 自分の子供が怪我させられた
ら最悪の気分になります。
親子サルで楽しくフットサル・サッカーを楽しむために大人は、「絶対に子供に怪我をさせない」を意識してプレーするのが大前提です。
他の子供にもパスを出す
親子サルには基本1~6年生のさまざまな学年・技術差の子供が参加してきます。
中には、
- 自分の子供ばかりにパスを出す
- 低学年の子にはパスを出さない
など
大人がいますが、だいたいまわりにバレて孤立していきます。
「参加した全員が楽しめるようにプレーする」のが個サルなので、自分の子ばかりではなく小さい子にもパスを出した方が良いと私は思います。
子供のプレーにあれこれ言い過ぎない
もはや「親子サルあるある」ですがサッカー経験者の親は、自分の子供のプレーにあれこれ言いたくなるものです。
せっかく親子2人の時間を過ごしているのに、子供に言いすぎると、
もう一緒に来たくない…
と子供に思われてしまいます。
フットサル・サッカーを子供と楽しみ、あれこれと言いすぎないようにしましょう。
サッカー・フットサル経験者であれば、作戦ボードを使って子供に動き方を教えるのは全然アリです!
サッカー作戦ボードのすすめ!|上達が早く、子供の自主性も育つ
自分も怪我しないようにする
親子サルでは子供に気を使ってプレーをするので変なタイミングでプレーをストップしたり、子供を避けたりします。
その時に足首や膝などに負担がかかり、怪我をする可能性があります。
また普段、身体を動かさない人にとってフットサルは非常に体に負担がかかるスポーツです。
フットサルは、アキレス腱を切りやすいスポーツでもあります…
サッカー経験者で自分でプレーを制限できる人はまだしも、
- 普段から運動をしない方
- サッカー・フットサルが久しぶりの方
- 子供とサッカー・フットサルをする経験が少ない方
など
は要注意です。
親子サルは最高ですが、自分が怪我をしたら仕事やプライベートに支障をきたすし、楽しくありません。
まず「自分が怪我をしない」ことを大前提に、相手にも怪我をさせずにお互いサッカー・フットサルを楽しみましょう!
どこに行っても空気が読めない人はいる
「親子サル」をおすすめしてきましたが、個サル(個人参加型フットサル)である以上、どこに行っても空気が読めない人はいます。
「親子サルに参加する時の注意点」で紹介しましたが、全く空気を読まずに、
- 子供が怪我する可能性が高いプレーをする
- 自分の子ばっかりにパスを出す
- 子供のプレーに言い散らかす
- なぜか自分のこだわりのプレーに固執する
- 参加してる子供をリスペクトしない
など
をする大人が結構な割合でいます。
子供に対しても激しくプレーしたり、子供がシュートコースにいるのに強いシュートを打つ人がいて、
こいつ頭おかしいんだろうな
という大人は、少なからず存在するのが事実です。
「親子サル」の主役は、子供たちです。
自分がプレーしたいだけなら、ただの個サルに行けばいいだけだし、わざわざ親子サルで大人である自分が主役になろうとする意味がわかりません。
悪気はないとは思いますけど…
個サルでも親子サルでも「空気が読めない人」がいるのが、今の日本のサッカー文化の現在地なのでしょう。
まとめ 良いことだらけの「親子サル」に参加して楽しもう
今回は「親子サルに参加して、子供とフットサル・サッカーを楽しもう」と題して、親子サルのメリットを紹介しました。
最近じわじわ親子で参加するフットサル、「親子サル」が増えてきています。
親子サルは、
- 子供のサッカーが上手くなる
- 親も良い運動になる
- 親子の時間を楽しめて絆が深まる
- 子供と一緒に出掛けるので奥さんの時間がつくれる
- 日本サッカー界の発展につながる
など
のメリットがあるのでおすすめです。
参加した人が怪我なく、みんなが楽しめるようにするのが個サルのマナーなので自己中にならないようにしましょう!
親子サルが以前より増えてきたのは、すごく良いことだと思います。
日本にサッカー文化が根付くために「親子サル」がプラスになるからです。
昨今の日本では、公園でサッカーができないところの方が多くなってきています。
そんな中、日本サッカー界を託す子供たちにとってフットサルコートは非常に将来のためになります。
お金がかかるのが難点ですが…
親子サルで子供と一緒にフットサルを楽しみ、大人になってもサッカー・フットサルが楽しめるようにすることで日本サッカー界は確実に良くなります。
メリットばかりの「親子サル」がもっと広がり、サッカーがもっと生活の身近になれば良いなと心から願っています。
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