出欠連絡ができない親の子どもはサッカーが上手くなれない説

あっ!出欠連絡忘れてた!

この前来ていた出欠連絡、いつまでだっけ?

小学生・ジュニア年代でサッカーをがんばるお子さんを持つ親であれば、よくあることですよね。

私も忘れていたことがあります…

一方、ここ数年は出欠を取る方の立場でしたが、

ここの家庭はいつも出欠連絡してくれないな…

という人は必ずいるのは、コーチあるあるでしょう。

そしてコーチとして、

「出欠連絡ができない親の子どもはサッカーが上手くなれない」

と感じます。

サッカーはプレーに人間性・人柄出るからです。

そんなことないだろ…

じゃやどうしたら良いの?

その辺も私の考え方を書きます。

今回は「出欠連絡ができない親の子供はサッカーが上手くなれない説」として、説明・紹介します。

どこに行ってもいる「出欠連絡ができない親」

私はコーチ歴6年以上で、3つのスポ少・街クラブでコーチをしてきました。

どこのチームに行っても試合の出欠連絡をすると、「期日までに返事をしない親」が必ずといっていいほどいます。

10人いれば1~2人はいますね

スポ少・街クラブだけはなく、個人的なフットサルの誘いやイベント事の出欠を取っても返事をしない人は必ずいます。

残念ながら、

  • 期日までに返事をしない人
  • 返信すらしない人

はどこに行っても存在するのでしょう。

期日はあってもコーチ側は早く出欠を把握したい

「出欠連絡ができない親」はどこにでもいるし、大体ほぼ毎回期日までに出欠連絡をしません。

人間なのでたまに出欠連絡をするのを忘れていたのは全然良いとは思います。

私も忘れてたことありますしね…

コーチであればわかると思いますが、出欠連絡は早い方が助かります。

未定の場合は、仕方ないですが「いつになったらわかるのか」を教えてほしいものです。

コーチの立場からすると、

  • 相手への返事をしなければならない
  • 人数が足りなかった時の対策を考えたい
  • 決められることは早めにやってしまいたい
  • チームの戦い方を考えたい

など

期日は設けますが、出欠連絡は早いに越したことはありません。

多くのスポ少・街クラブのコーチは、仕事・プライベートの時間の合間にコーチでやらなければいけないことをしています。

子育て世代であれば、みんな忙しいのは同じです

一番時間の無駄と感じるのは、「出欠連絡をしない親」向けに催促メールをする時間です。

数分とはいえ、催促メールで「本来使わなくても良い自分の時間」を奪う権利はチーム関係者とはいえ誰にもありません。

「出欠連絡のできない親」の子どもはサッカーが上手くなれない

経験則ですが、「出欠連絡のできない親」の子供はサッカーが上手くなれません。

「相手の気持ちが考えられない親」に育てられた子供は、「相手の気持ちが考えられない子供」に育つ場合が多いからです。

上記にも書いた通りコーチ側は、「早めに出欠連絡が欲しい」と考えている場合が多いです。

相手の気持ちを考えられる人であれば、期日があっても早めに返事をするでしょう。

いつも必ずギリギリに返信する人もいて、それはそれで…

サッカーは味方がいて相手がいて、審判がいます。

コーチや応援してくれる人、会場を設営してくれた人などたくさんの人のおかげでサッカーを楽しみことができるのです。

  • 相手の気持ちが考えられない
  • 自分が良ければ良い

など

という選手は、たとえそこそこ上手かったとしてもどこかで壁を越えられません。

当たり前ですがサッカーは一人ではできません。

例えば良いスルーパスも、味方・相手の気持ちがわかっているから通せるのです。

相手の気持ちになって考えるのはプレー中も、サッカーを続ける上でも大切だと私は考えています

サッカーには人間性や人柄が出る

持論だし、いろんなサッカー関係者が言っていることですが、「サッカーには人間性や人柄が出る」と思っています。

「勝つためにはなんでもして良い」と考える選手は、ばれないようにファールを続け、相手が怪我をしても良いとラフプレーを続けるでしょう。

ファールがバレたら審判に文句を言い、負けたら挨拶もしない。

そんな人と友達になりたいですか?

私は自分の子供や、チームの子供たちに味方・相手・審判・すべての関係者に感謝し、相手の気持ちを考えてサッカーを楽しめる選手になって欲しいと考えています

今回は「出欠連絡ができない親」を例に出しましたが、「勝てればなんでも良い」と考えるコーチ・大人が多いとも感じています。

  • 全員出場させない
  • 子供たちに平気で怒鳴る
  • ひたすら前に蹴りこむだけのサッカーをさせる

などなど

試合に出れない!小学生サッカーの補欠問題について|全員出場
小学生年代サッカーでの、補欠問題を紹介しています。「試合にに全員素出場させた方が良い」と考えており、その理由や注意点も書いています。一人でも多くのサッカーをする子供たちが「サッカー大好き」になってくれることを願っています。

「相手の気持ちを考えられない親」から「相手の気持ちを考えられない子供」が育つように、「勝てればなんでも良いと考えるチーム」からは「勝てればなんでも良と考える子供」が育ちます。

あなたは自分の子供にどうなって欲しいでしょうか?

まとめ 出欠連絡はなるべく早めに出そう

今回は「出欠連絡ができない親の子供はサッカーが上手くなれない説」として、説明・紹介しました。

どこのチームに行っても「出欠連絡ができない親」はいます。

そして3つのスポ少・街クラブでいろんな親子をコーチとして見てきましたが、

「出欠連絡ができない親」の子供はサッカーが上手くなれません。

「相手の気持ちが考えられない親」からは「相手の気持ちを考えられない子供」が育ちやすいからです。

コーチとしては「期日は設けても出欠連絡は早く欲しい」と考えています。

「相手の気持ちを考えられない親」はそのことに気づかないし、気づかないので子供に教えることもできないのです。

今回は「出欠連絡ができない親」を例に出しましたが、

サッカーにはその選手の人間性・人柄が出ます。

サッカーは味方・相手・審判・関係者などたくさんの人が関わる団体スポーツなので、選手の人間性・人柄は大切です。

個人競技でも成功したければ大切ですが…

「子供にサッカーが上手くなって欲しい」と願っているのであれば、スポ少・街クラブでの親の振る舞いは自分の子供に伝わります。

「子は親の鏡」

だからです。

「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる/とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる/「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもはみじめな気持ちになる/愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ/誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ/親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る~

(詩「子は親の鏡」より)

私自身、めちゃくちゃ気を付けていることの一つです

もう一度書きますが、自分のお子さんにどうなってほしいですか?

なんとなくでも答えがあるのであれば、まずは自分の行動を見直して間違っていれば変えていくのが、遠回りのように見えて近道だと私は思います。

親子でサッカーを心から楽しむご家庭が少しでも増えるのを心から願っています。

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