サッカーの才能の見極め方|成長する子は親をみればわかる?

将来はプロサッカー選手になって活躍してほしい!

サッカーの才能の見極め方ってあるのかな?

サッカーを頑張るお子さん・これからサッカーを始めようとする子供を持つ親としては良く考えることです。

残念ながらサッカーの才能の見極め方はありません。

もしくは「誰にもわからない」といっても良いかも知れません。

ただ今まで8年間、4つの街クラブ・クラブチームでサッカーコーチをしていると、「成長する子の傾向」はあります。

「成長する子の傾向」のうちの一つは、「選手の親が干渉し過ぎていないこと」です。

過干渉や親が子供のプレーにうるさい親の子は、高確率で伸び悩みます。

逆に親が子供の「サッカーが好き」という気持ちを尊重し、良いサポートができている親の子はグングン伸びていきます。

サッカーをがんばる子を持つ親として、私も反省ばかりでした…(たまに今も)

今回は「サッカーでグングン成長していく子は親をみればわかる?」をテーマに書いていきます。

過去記事

サッカーの素質・才能がある小学生の特徴をサッカーコーチが考えた
小学生(少年・少女)年代のサッカーで素質・才能がある子とはどんな子なのかを現役サッカーコーチが考えました。 「うちの子はサッカーに向いていないのかな?」と悩む大人にこそ、読んでもらいたい記事です。

サッカーの才能の見極め方は残念ながらない

すでに書きましたが、サッカーの才能の見極め方はありません。

サッカーを好きで楽しんでいれば、どの子どもにも才能があります。

うちの子才能ないわ

あの子は生まれつき才能があるんだろうな

と考えてしまう気持ちもわかりますが、「サッカーが好き」という最高の子どもの才能を大人がつぶさないでほしいと思います。

サッカーはチームで戦うスポーツなので、良い環境で続けていれば自分の得意を生かせる時はきます。

大人が邪魔をしないようにしたいですね

成長する子は親をみればわかる

サッカーの才能の見極め方はありませんが、「成長する子の傾向」は何個かあります。

そのうちの一つが「選手の親が干渉し過ぎていないこと」です。

過干渉の親の一例です。

  • ゲーム中、ずっと自分の子に指示してる
  • ゲームが終わった後、自分の子を呼んで説教してる
  • 練習の合間、毎回親のところへ行く
  • 何から何まで親が準備している

などなど

全部実話ですが、どのチームに行ってもいますね…

「この子上手いなぁ」・「この子グングン上手くなるな」という子の親は、子供のサッカーにほとんどうるさく言いません。

ちょっと言うくらいはありますけど(笑)

勉強できる人が「親から勉強しろと言われたことはない」というのはよく聞く話だし、サッカー選手のインタビューでも「親はサッカーのことをうるさく言わなかった」とよく答えています。

久保選手のお父さんは、久保選手が小さい頃からサッカーの基礎を教えていたので、良い関係・良い伝え方はあるのでしょう。

子供がのびのびとサッカーが楽しめるように、過干渉にしないのが大事です。

「子供のサッカーにうるさい親」の子供はだいたい成長しない

コーチ歴8年以上の経験則ですが、「子供のサッカーにうるさい親」の子供はだいたい成長しないと強く感じます。

小学生のサッカーで親の過保護・過干渉は子供がダメになる説

子供のサッカーに熱心過ぎて、低学年のうちから親が過干渉になりがちだからです。

「子供のサッカーにうるさい親」の子供は、最初のうち活躍できることもあります。

ただサッカーを続けていくと「親の言うこと」を聞いていただけの子供のは、プレー中に自分で判断ができずに活躍できなくなります。

子供のサッカーを応援したい気持ちを大切にしつつ、過干渉にならないようにしましょう。

「サッカーが好き」ならみんなサッカーの才能がある

「サッカーが好き」ならみんなサッカーの才能があると私は考えています。

サッカーを始める理由は人それぞれでしょう。

街クラブ・スポ少でコーチをしていると「みんなサッカーたのしそうだなぁ」と感じる場面がたくさんあります。

サッカーに限らず「何かを好きでやり続ける」のは才能の一つです。

大人はその才能を、伸ばすのが役割です

子供たちの「サッカーが好き」という才能に、「サッカーはこんな楽しさもあるよ」と伝えていくのが親やコーチ、まわりの大人なのではないでしょうか。

親が子供の才能・可能性を伸ばしてほしい

サッカーの技術がまだまだだからといって、サッカーを楽しむ我が子に「才能がない」と決めつけないでほしいです。

私が以前所属したスポ少では、子供たちが楽しそうにサッカーをしていると

  • ちゃんとやれ!
  • ヘラヘラするな!

とよく怒る大人がいました。

もちろんサッカーを楽しむことと、ふざけることは違います。

しかし子供たちが笑っているからといって、必ずしもふざけている訳ではありません。

  • 「サッカーが好き」
  • 「サッカーが楽しい」

笑顔でボールを蹴る子供たちの邪魔をせず、子供たちの才能や可能性を伸ばしける親や大人がもっと増えたら良いなと思っています。

まとめ 子供の才能を伸ばせる親になろう

サッカーの才能を見極める方法はないけれど、「成長する子の傾向」はあります。

そのうちの一つが、「選手の親が干渉し過ぎていないこと」です。

グングン上手くなる子の親は、ほとんど口うるさく子供に言ったりしません。

「サッカーが好き」という気持ちがあればサッカーの才能はあるし、どの子でも環境次第で成長していけます。

サッカーをがんばる子を持つ親御さんには、子供の才能を伸ばしていってほしいなと思います。

サッカー先進国でも試合中に怒鳴る親はいると聞くので、いなくはならないのでしょう…

親子そろってサッカーを楽しむ家族がもっと増えれば、日本のサッカーも発展していくと考えていますが、もう少し時間がかかりそうな気がしています。

怒鳴っている親やコーチがいなくなる試合会場を夢見て、親子でサッカーを楽しみたいと思います。

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