フットサルのルール『バックパス』の説明|意外とみんな知らない

みんなフットサルの『バックパス』ルール知らなすぎ!

と何年間もずっと感じてきました。

最近では大人から子供まで気軽に楽しめるようになってきたフットサルですが、正しく知っている人はほとんどいなんじゃないかと思っています。

試合でもない限り、いちいちファール取りませんけどね

どのスポーツをするのにも、ルールを理解しておいた方が良いです。

相手がルールを守っているのに、自分たちが「知らない」というのは失礼にあたるかもしれません。

おいおい、難しいんじゃないの?

と思うかもしれませんが、そんなに難しくはないです。

簡単に説明すると、キーパーは1回しか使えません。

もう少し付け加えることもあるので、フットサルの『バックパス』について紹介します。

サッカーとフットサルのバックパスは違う

サッカーとフットサルのルールは、同じものもあれば違うものもあります。

一番有名なのがオフサイドルールですが、実はバックパスも結構違います。

味方からのバックパスを手で取ってはいけないというのは同じですが、サッカーは何回でもキーパーにバックパスをしても良いのに対して、フットサルは1回しか返せません。

「1回しか」と書きましたが、キーパーから始まったボールは返せません。

プレー再開時、すでに1回使ってますからね

それでは細かいルールを説明していきます。

フットサルのルール『バックパス』の説明

フットサルのルール、『バックパス』について説明します。

1回覚えれば簡単です。

気を付ける点は4つ

  1. キーパーから始まったボールはバックパスできない
  2. 味方のキックオフ・キックインは1回だけバックパスできる
  3. 相手がさわれば、また1回バックパスできる
  4. 相手陣地内であれば何回でもさわれる

一つずつ説明します。

①ゴールスローから始まったボールはバックパスできない

フットサルのルールでは、「キーパーは1回しか使えない」というのが基本的な考え方です。

フットサルの場合は、ボールがゴールラインから出た時はゴールスローから始まります。

ゴールスローの時点でキーパーをすでに「1回使っている」ので、バックパスはできません。

②味方のキックオフ・キックインは1回だけバックパスできる

味方のキックオフ・キックインで始まったボールは、1回だけキーパーにバックパスできます。

まだキーパーを1回も使っていませんからね

キーパーがバックパスを処理したあとは、再びボールを返せなくなります。

キックオフ・キックインをキーパーが行った場合は、その時点で1回使っているのでバックパスできません。

相手が保持していたボールは、1回だけキーパーに戻すことができます。

③相手がさわれば、また1回バックパスできる

「キーパーは1回しか使えない」という基本をおぼえた上で、その縛りがなくなるのが「相手がボールにさわった時」です。

キーパーにバックパスができなくなった状況でも、相手選手が少しでもボールにさわればまたキーパに1回バックパスをしても良くなります。

フットサルのルールで、審判がけっこう判断を誤るところです

相手がボールにさわり1回キーパーに戻したボールは、また相手がさわるまではキーパーに戻せません。

④相手陣地内であれば、GKは何回でも使える

GKが相手陣地内まで上がってしまえば、キーパーに「何回ボールを戻してもOK状態」となります。

相手陣地内では、「キーパーを1回しか使えない」という条件がなくなるのです。

ただキーパーが相手陣地内まで上がるって、すごくリスキーです。

ボールを取られたら即失点する可能性がありますし…

このフットサルのルールを踏まえて、パワープレーが行われます。

「パワープレー」もサッカーとだいぶ違うので紹介します。

フットサルのパワープレーはこんな感じ

サッカーのパワープレーは前に身長の高い選手を置き、後ろからボールを放り込むものですが、フットサルのパワープレーは全然違います。

今まで説明したとおり、フットサルのルールではバックパスには制限があるので、こんな感じです。

※攻撃方向は↑

ボックスかダイヤかで分かれますが、背番号①(赤)がキーパーでこんなポジションなことが多いです。

フットサルのパワープレーは数的有利を生かしてひたすらボールをつなぎ、チャンスを探ります。

(引用:「フットサル パワープレー バルセロナ システム1−2−2 ①」)

ボールを取られたら、どの位置からも相手にシュートを打たれて失点になるのでどうしても勝ちたい時に使う戦術です。

これ守ってる方は超キツイです(泣)

フットサルだと、キャッチした相手キーパーがそのままパントキックでシュートする場面もあります。

意外と難しく私は決めたことがありません…

バックパスのルールを知らない人が多すぎる

個サルに行くと、フットサルのバックパスルールを知らずにキーパーに何回も返す人をよく見かけます。

みんなそこまで厳しくファールにしないけど、知ってる人は良く思ってないです

そのまま知らずに大会に出てファールを取られ、恥をかく可能性もあります。

過去に高校生が個サルに1チームで参加している時があって、無限にバックパスを使っていました。

上手い子たちで無限にバックパスされたら、さすがにきついです(笑)

「ウェーイ系」の子たちであまり良いイメージはなかったですが、どれだけいきがってもルール知らない時点で愚かですね

余談 ちょっと前のフットサルの『バックパス』ルール

何年前か忘れましたが、ルールが改正されてバックパスを含め、今の形になりました。

以前は、「相手陣地内に入ったボールは、1回キーパーに返してもOK」というルールでした。

そのフットサルルールにの時に行われていたパワープレーはこんな感じ。

背番号①(赤)がキーパーで味方陣地内にとどまることができます。

これだと今と比べて、相手にボールを取られてシュートを打たれた時に間に合う場面が多々あります。

おそらくですが、これつまらなくね?となってルール改正が行われたと思いますが、実際はどうなんでしょう

まとめ フットサルの『バックパス』ルールを理解して、正しくプレーしよう!

意外とみんな知らない、フットサルでの『バックパス』ルールを説明しました。

私知ってたよ!

という方は素晴らしいです。

「キーパーは1回しか使えない」というのが基本的な考え方です。

相手が少しでもボールにさわった場合はまた1回だけバックパスできるようになり、相手陣地内であれば何回でもボールを返してもOKになります。

バックパスを含めたフットサルのルールはサッカーと同様毎年改正されていきます。

何年か前にスライディングタックルOKになった時は衝撃でした…

基本的にゲームを面白く、選手たちに安全にするために毎年ルール改正が行われますが、また『バックパス』も変わるかも知れません。

どんなスポーツにも必ずルールがあるので、最低限は覚えてお互いが楽しくゲームをしたいですね ^^

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