【子供のサッカー観戦・応援】撮影した画像で確認して欲しいこと

子供がサッカーがんばっている姿を撮影したい!

観戦・応援して子供にアドバイスしたい!

そう思う親御さんは多いのではないでしょうか。

私もサッカーをがんばる子を持つ親なので、めっちゃわかります(笑)

コーチ歴7年で今はプロコーチとして小学生・ジュニア年代に関わっている私が、「ふとした時に気づいたこと」を紹介します。

それが、
「子供のサッカー観戦・応援では画像を撮ろう」
です。

画像で撮っておくと「プレー中に顔が上がっているか」がわかるからです。

顔が上がっていないとゲーム中に良い判断ができません。

「顔が上がっているか」は直視や動画では確認しづらいので、画像が良いんです!

今回は、「子供のサッカー観戦・応援では、画像を撮ろう」と題して、その理由を説明・紹介します。

子供のサッカー観戦・応援で画像を撮ってみると「顔が上がっているか」がわかる

子供のサッカー観戦・応援で選手たちの画像を撮ると「プレー中に顔が上がっているか」がわかります。

サッカーにおいて「顔が上がっているか」は、めちゃくちゃ重要で、「ボールばかり見ている子はセレクションですべて落とす」という強豪チームがあるくらいです。

顔を上げていないと視野が極端に狭くなり、「良い判断」ができません。

普段、プレーしている子供を見るだけでは「プレー中になるべく顔を上げているか」を見極めるのは、サッカー経験者以外難しいでしょう

そこで画像でたくさん撮ることによって、「プレー中に顔を上げているか」をチェックできるのです。

とある試合で250枚の子供たちの画像を見てみた

私自身、このことに気づいたのは最近です

普段の練習からなるべく顔を上げるように子供たちに伝えていましたが、なかなか良い判断ができていない選手が何人かいました。

とある試合で観戦していた親御さんから、250枚の画像が送られてきて見ていたら、あることに気づいたのです。

「良い判断ができていない選手は、ボールを持っている時にボールばかり見ているな」と感じました。

個人技があってわりとボールを持てるけど、シュート・パス・ドリブルの判断が悪い子は、見事に「ボールしか見ていない画像だけ」でした。

逆に「判断が良いな」と感じる選手は、ボールを持っている時もなるべく顔を上げ、まわりの情報を得ようとしていたのです。

知ってはいたものの画像で確認して「ボールを持っている時に顔を上げていないと良い判断ができない」と確信した瞬間でした

「ボールばかり見ている子」は良い判断ができない

当たり前ですが、「ボールばかり見ている子」は良い判断ができません。

  • まわりの情報が少なくて慌ててしまう
  • そもそも見えていないので判断ができない
  • 「自分1人の世界」でしかプレーできない

など

が原因です。

ボールを持っている時には、

  • ボールを見た方が良い時
  • ボールを見ない方が良い時
  • ぼんやり見たほうが良い時

があります。

「ボールを見た方が良い時」には問題がないですが、「ボールを見ない方が良い時」と「ぼんやり見た方が良い時」にボールだけを見ていたら、良い判断ができません。

自分がボールを持っている時、

  • 自分のマーカーの位置
  • 味方の位置
  • 相手の位置
  • 相手GKの位置

など

1秒あればガラッと変わるサッカーでは、自分で情報をなるべく多く集める必要があります。

ボールを持っていない時も同じです!

そんな時に「ボールだけを見ていた」ら、まわりの情報が十分に集まられず良い判断や良いプレーができなくなるのです。

ボールを全く見ないのは不可能ですが、ボールを持っている時も持っていない時もなるべく顔を上げてさまざまな情報を集められるのが良いサッカー選手です。

画像が絶対ではないので注意も必要

今まで画像で選手たちの「顔が上がっているか」がわかると書いてきましたが、

  • 画像が少なくて十分に確認できない
  • 顔を上げてプレーしていた時もあるのに、画像に残っていない
  • ボールを見た方が良かった場面かも知れない

など

の場合もあります。

前述した通り、 「ボールを見た方が良い時」もあるし、画像がすべてではありません。

  • 動画と照らし合わせてどんな場面だったか確認する
  • なるべく多くの画像を取ってもらう

など

で誤解は少なくなります。

画像を参考にしながら、画像は絶対ではないと意識しましょう。

普段の練習から顔をあげてプレーするのを意識させよう

普段の練習から「顔を上げよう」と子供たちに伝えていましたが、250枚の画像を見るまで「子供たちがどれだけ顔を上げられていないか」はわかりませんでした。

もっといろいろ見えていると思っていました…

画像を見て「全然顔が上がっていない」と確認できたので、基礎練習や普段の練習メニューから「顔を上げてまわりをみよう」と伝えています。

またボールを持っている選手が、

  • ボールしか見ていないか
  • 少しでもまわりの情報を集めようとしているか
  • 顔が上がり理想的な状態か

を以前より把握できるようになりました。

サッカーコーチとして一段階、レベルアップしたと感じています!

サッカーを応援する親御さんであれば、自分の子のゲーム中の姿をたくさん画像で撮影して、コーチであればカメラマン的な親御さんから、ゲーム中の選手たちの画像を全部もらってください。

きっとボールを持っている時に「顔が上がっているかどうか」がわかります。

まずは画像から「選手たちの顔が上がっているか」を確認し、日々の練習に活かしていきましょう。

まとめ 子供のサッカー観戦・応援で画像を撮って子供を見てみよう

今回は、「子供のサッカー観戦・応援では、画像を撮ろう」と題して、その理由を説明・紹介しました。

子供のゲーム中の画像で「プレー中に顔が上がっているか」がわかります。

私自身、何年もサッカーコーチをしていましたが親御さんが撮影した250枚の画像を見て初めて、ボールを持っている時に「選手たちの顔が上がっているか」をはっきりと確認しました。

良い判断をする子は顔が上がっていて、個人技はあるけど判断が悪い子は顔が上がっていなかったのです。

サッカーにおいて、

  • ボールを持っている時
  • ボールを持っていない時

両方、ボールばかりを見ていたら良い判断はできません。

良い判断をするには、なるべく顔を上げてまわりの状況を把握する必要があります。

1秒あれば状況がガラッと変わるのでずっとやらなきゃならないんですよね…

親御さんであれば自分の子、コーチであればカメラ撮影が好きな親御さんにゲーム中の子供の姿をたくさん撮影して後で確認するのをおすすめします。

きっと、

  • 顔が上がっているか
  • ボールばかり見ているか

がわかるはずです。

それを次の練習から活かしましょう!

サッカーで成功したいのであれば、
「顔を上げてまわりをみようとする技術」
は、必要不可欠です。

まわりをみる技術の獲得は、早ければ早いほど良いしその後の成長にも大きく左右します。

まずはお子さんや、自チームの選手の状態を確認し練習から活かしてほしいなと思います。

まわりがみられて状況判断が良い選手は、重宝されるし選手生命が長いです。

サッカー大好きな子供たちが、ずっとサッカーを楽しめるようになってくれたら良いと心から願っています。

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