
リフティングは絶対100回以上はできた方が良いよ!

リフティングをしていてもサッカーは上手くならないよ!
特にジュニア・小学生年代で、リフティング必要派とリフティング不要派は意見が分かれるところです。
どちらの言い分も一理あるし、正解はないと思っています。
サッカーコーチ歴6年、フットサル選手歴20年以上の私は、
「リフティングはできた方が良いけど、そこまで頑張ることもない」
という考えです。
ちなみに私はサッカー経験がほとんどない状態(元野球部)でフットサルを始めたので、リフティングができません。

子供と練習していたら少し上手くなりましたが、20回くらいです…
小6の私の子どもは50~60回程度です。
リフティングができない人からの目線も交えて、自分の意見を書きます。
ご自分のリフティング論と合わせて、

いや!それは違うぞ!

なるほどね~
など、参考にしてくれたら幸いです。
リフティングはできた方が良いけど、そこまで頑張ることもない
「リフティングはできた方が良いけど、そこまで頑張ることもない」というのが私の考え方です。
私が親・コーチとして子供のリフティングを練習する時は、
- 右左両方を使う
- ちょんちょんリフティングではなく膝の上よりボールを高く上げる
- 大人側から回数の目標はもうけない
などなど
を意識して、接していました。
私が練習メニューを決める場合は、ほとんどリフティングはやらないし、自分の子との自主練習でもほとんどやっていません。

だいたい他のコーチがやるので(笑)
100回できるまで子供を試合に出さないコーチもいると聞きますが、意味が分かりません。
「目標1000回!」と大人から回数の目標をもうけないし、リフティングだけがんばることもないと考えています。
もちろんできた方が良いけど、他にも大事な練習はたくさんあります。
リフティング必要派の言い分
よく聞くリフティング必要派の言い分ですが、
- ボールタッチ・キックが上手くなる
- トラップが上手くなる
- 自分もできて良かったから子供もできた方が良い
- サッカーが上手い選手はみんなリフティングが上手い
- 尊敬するコーチ(選手)ができた方が良いと言っている
などなど
といったところでしょうか。
トラップが上手い小野伸二選手が、神トラップをSNSにあげ、話題になった時がありました。
「どうしてそんなにトラップが上手いのですか?」と聞かれた時に、「リフティングかな?」と小野選手は答えています。

小野選手にそういわれたらそうなのかもしれないですね(笑)
リフティング不要派の言い分
一方、リフティング不要派の人の言い分は、
- リフティングができなくても上手いプロ選手がいる
- W杯優勝したドイツ代表の中でリフティングができたのは3人だけ(昔からよく聞く謎の説)
- 試合で同じような局面はあまりない
- ボールだけを見るリフティングはサッカーが下手になる
- 尊敬するコーチ(選手)がいらないと言っている
などなど
だと思われます。
私がたくさんの本を読み、学ばせてもらった有名なジュニア年代のコーチ池上正さんもリフティング不要論の一人です。

池上さんにそう言われたらそんな気もしてきます(笑)
ただ池上さんの練習メニュー本にはリフティングを使った練習も含まれており、完全に否定している訳ではありません。
私がリフティング練習をするならこんなメニュー
どちらかというとリフティング不要派よりの必要派(なんじゃそりゃ)の私が、リフティングメニューをするなら、
- リフティングを(ワンバウンドOK)しながら下に置いたマーカーを取る
- リフティングを(ワンバウンドOK)しながらビブスを着る・脱ぐ
- リフティング(ワンバウンドOK)をしながら目標のラインまで進み、帰ってくる
- リフティング(ワンバウンドOK)をしながら笛が鳴ったら誰かとボールを交換する
というメニューをします。
リフティングだけだとずっとボールを見てしまうし、何か他のタスクを与えて脳トレ的な要素を加えます。

一気に楽しくなるのでおすすめですよ!
低学年でまだボールの扱いがおぼつかないのであれば、ワンバウンドリフティングだけの練習もしますが、長い時間はやりません。
個人的に「これは要らないんじゃないかな?」と思うリフティング
個人的に「それは要らないんじゃないかな」と思うリフティングもあります。

あくまで個人的な意見です!
ちょんちょんリフティング
全然ボールを上げないで、足の近くだけで行うちょんちょんリフティングは、顔も下がりっぱなしになるし、ある程度できるようになればいらないと思ってます。
「その場面、試合でたくさんある?」と疑問に思うのが理由です。
世界一周
だいたい子供がリフティングしていると「世界一周できる?」と聞いてくる大人がいます。

あれ誰が考えたんですかね…
本人が自分の意志でやる分には良いですが、大人から言われてやる必要はないと思っています。
これも「それ試合で使う?」と疑問に思うのが理由です。
私の子どもの場合はどうしたか
今まで私の考えを書いてきましたが、私の子どもはどのようにしたかを紹介します。
まず自主練習ではほとんどリフティングはやっていません。
チーム練習や通っているスクールではリフティング練習があったので、その練習でだけリフティングを練習しました。
今は右左両方の足を使って、胸ぐらいまでの高さまで上げたボールを60回くらいリフティングできるようになりました。
まだまだだけど、中堅チームのエースの私の子はボールタッチもキックも上手いです。
(大人と子供の差はあるけど)トラップは相当上手いです。

トラップは私よりはるかに良いですね…
リフティングだけを練習すればもっと回数をできるようになるとは思いますが、させていません。
今のままで良いと考えているからです。
リフティングができない私の話
リフティングができない私の目線からの話を書きます。

フットサル日本代表のいるチームにもいたし、代表選手とバチバチやり合ってました!(はるか昔…)
ゴールキーパーということもありますが、
リフティングは別にいらないんじゃないの?
と思ってます。
リフティングができなくても十分やり合えるし、あまりリフティングができないデメリットを感じません。
ただ浮き球のトラップはすごく下手です。
サッカー経験があまりないからか、リフティングができないからかはわかりませんが、若い頃から今でも悩みです。

試合だとクリアしちゃうから、あまり問題ないですけど
もしリフティングができたら、もう少しチームのためになるプレーができるのかな?とは思います。
「なぜリフティングをするのか」を明確にするのが大事
リフティング必要派・不要派、私の考えを書いてきて大事に感じるのは、
「なぜリフティングをするのか?を明確にすること」
ではないでしょうか。
リフティング不要派の池上正さんの本でもリフティングの練習メニューは書かれています。
ただ、なんの狙いもなくずーっとリフティングしてるのって意味あるの?
と私は思います。

ボールばかり見て、視線が下がりっぱなしになりがちですしね
- リフティングはとにかくサッカーに良いんだ!
- リフティング100回できないと試合に出さない!
- 自分もやって良かったから絶対やった方が良いんだ!
という考えは危険な気がしています。
- 子供たちのボールの扱いが上手くなってほしい
- ゲームで使えるボールフィーリングを使えるようになってほしい
- いろんなボールタッチや身体の動かし方ができるようになってほしい
と狙いがあって、やり過ぎなければ、子供たちにとって良い練習になるのではないでしょうか。
元バルサスクールコーチの 村松 尚登さんの著書でも、いろんなリフティングが推奨されています。
サッカー上達の科学 いやでも巧くなるトレーニングメソッド (ブルーバックス) [ 村松 尚登 ]

アウトサイド左右なんてできないよ!と思って読みました(笑)
試合前にリフティングをして気持ちを高める選手もいるかも知れません。
なんとなくしがちなリフティングに目的・意味を持たせることが大事なのではないのだろうかと感じています。
まとめ リフティング必要派とリフティング不要派は良いとこどりをしよう
リフティング必要派とリフティング不要派の対立を、サッカーコーチでもあり選手でもある私が考えて紹介しました。
「リフティングはできた方が良いけど、そこまで頑張ることもない」というのが私の考えです。
お茶をにごしたような意見ですが、簡単にいえば必要派と不要派の良いとこどりです。
完全に分けて考えてしまうところが日本人の良いところでもあり、悪いところでもあります。
リフティングができないまま選手を続ける私からすると、リフティングが上手いに越したことはありません。

浮き球のトラップが本当に下手なので…
ただゲームでそんなにに使わないパターンのリフティングに貴重な時間を使うのはもったいないです。
その辺のバランスは選手それぞれで違うので、チーム練習以外のところで調整しましょう。
これだけははっきり言えますが「○○回できないとダメ(試合に出さない)」というのは明らかに間違いです。

もしそんなチームにいて苦しんでいるなら移籍も考えましょう
サッカー経験や技術の差、成長度合いは子供によって大きく違います。
もしかしたら技術が劣る子を試合に出さない言い訳に使おうとしてるのでは?
とすら疑います。
サッカーにとってリフティングは上手くなる手段の一つで、それが目的になって良いことはありません。
「上手くリフティング練習を使って、サッカーが大好きな子が一人でも増えたらな」と心から願っています。
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