こんなサッカーコーチは嫌だ!ダメコーチの特徴12選

うちのチームのコーチってどうなのかな?

なんかあのコーチに任せたらダメな気がする…

そんな悩みをもつサッカー少年・少女の親御さんは多いのではないでしょうか。

むしろいきなりサッカーコーチのすべてを信じるのは危ないです。

小学生年代のサッカーコーチには、圧倒的にダメなコーチが多いからです。

もちろん良いコーチもいますし、しっかりコーチを見て、チームやスクールを選んだ方も多いでしょう。

街クラブでお父さんコーチをしている私が、何百人と見てきたダメコーチたちの特徴を書きます

今回は、ダメなサッカーコーチ12選として、「こんなコーチはやめておいた方が良いですよ!」という特徴を紹介します。

ただコーチも人間なので完璧な人はいませんし、私もまだまだです。

なるべくダークにならず、クスッと笑えるような内容にするので楽しんでください!

まずは本当にNGなコーチの特徴からいきましょう。

これだけは絶対にダメ!「子供の人格を否定するコーチ」

その他もダメなのですが、これだけは絶対にNGなコーチの特徴は、

子供の人格を否定するコーチです。

サッカーはミスのスポーツなので、どれだけ一流の選手でもミスをします。

そのミスにコーチが声をかける時に、

  1. 子供のプレーを否定している
  2. 子供の人格を否定している

このどちらかを良く聞いて確認してください。

子供のプレーを否定している場合

「なんでそんなミスをするんだ!」などの声かけをしている、『子供のプレー』自体を否定しているパターンです。

この声かけ自体、どうかと思いますが言われた子供は「あ、このプレーダメなんだ」、「次から気をつけよう」となる可能性は残されています。

子供の人格を否定している場合

「だからお前はダメなんだよ!」などと、子供自体を否定する声かけをしているコーチは絶対にやめておいた方が良いです。

他にも「バ○!」、「下手くそ!」と言っている人は、コーチの前に人間として最低です

全く気にしない子ならまだ良いですが、素直で優しい子は「僕ってダメなやつなんだ…」と思ってしまいます。

親がしっかりフォローすれば大丈夫ですが、「子供の人格を否定している」コーチングが多い人は要注意です。

その他、ダメコーチの特徴11選

その他のダメなコーチあるある11選を紹介します。

まだまだ思い浮かんでない特徴もある気がしますが、キリがないのでいったん書きます。

いつの間にか100選になっていたりして…

  1. 結構な頻度で怒鳴ってる
  2. サイドコーチングし過ぎてる
  3. なぜか常に上から目線
  4. 試合中ずっと足組んで座ってる
  5. 挨拶しない&できない
  6. 応急処置できない
  7. 失点が重なると何も言わなくなる
  8. 大差で勝ってると調子に乗り出す
  9. 全員出さない
  10. 審判に文句言う
  11. 話が長い

書いている間に「あ、あれもあったな」と思い出しますが、本当にキリがなくなるのでとりあえず書きます。

長くなるのも嫌なので、簡単に紹介していきます。

①結構な頻度で怒鳴ってる

練習中やゲーム中にやたらと怒鳴る『マウント取りたい型コーチ』です。

自分の思い通りにいかないのでしょうが、自分のイメージを子供たちに伝えられていないのは自分のせいです。

または戦術オタクな可能性もあります。

チャンピオンズリーグの見過ぎなので、まずは目の前の子供たちと向き合いましょう。

②サイドコーチングし過ぎてる

怒鳴るほどではないけれども、サイドコーチングし過ぎてる『解説者気取り型コーチ』です。

「それだったら10番つけてる意味ないよ」や「キャプテンマークの意味考えて」という謎の声かけを聞いたことがありますが、たぶん「キャプテン翼」の見過ぎです。

今は良いサッカーマンガがたくさんあるので、読みましょう。

とりあえずDAYSからですかね

③なぜか常に上から目線

普段、他の人からあまり相手にされていない感たっぷりの「かまちょ型コーチ」です。

子供は素直なので、上から目線でそれっぽいことを言っていれば、表面上は言うことを聞くかも知れません。

でも気づいている子供や親は必ずいますね

よほどのデメリットがなければ放っておかれがちですが、気が付いたら誰も味方がなくなることもありそうです。

④試合中ずっと足組んで座ってる

ずっと足を組んでないと魔法が解けてしまう「シンデレラ型コーチ」です。

(○○型って自分で勝手に始めたけど、きつくなってきた…)

癖の人もいるかも知れないけれど、基本偉そうにしたいのではないでしょうか。

背もたれがある心地よいイスを買ってあげて、ゆらゆら揺らして寝かしつけましょう。

プロならまだしも、お互い同じ立場である大切な人の前で足を組みますか?

⑤挨拶しない&できない

最低限の挨拶もできない「世間知らず型コーチ」です。

遠征に行ったときによく感じますが、最低限の挨拶をしない人、いい加減に済ませる人はろくな教育を受けてこなかったのでしょうか。

自分一人でサッカーが成り立っている訳ではないので、人付き合いが苦手でも最低限の挨拶は必要だし、形はどうあれ気持ちは伝わります。

挨拶しない人が強いチームのコーチなパターンもあるので余計にイラつくのですが、これ書いていても思い出してイラついてきたので次に行きます。

⑥応急処置できない

応急処置できないコーチは、リアルにNGなのでふざけずに書きます。

サッカーが激しいのは言うまでもないですが、熱中症・脳震盪・怪我・落雷などさまざまな要因から子供の命にかかわるスポーツです。

場合によっては救急搬送や心臓マッサージ、AEDが必要な場合があります。

命に関わらなくても、怪我をした時の応急処置の準備・知識は必要最低限もっていないとダメです

以前、審判をしていたゲームで足を激しくひねってピッチの外に出された子供がいました。

痛さでずっと泣いていたのですが、そのチームのコーチは横にいるだけで応急処置用のセットもなにもチームで用意していないとのこと。

応急セットは数千円で買えるし、基本的な処置はググれば出てきます。

それすらしないチームに子供を入れないでください。

危険過ぎるし、そんなチームが良いチームである可能性は非常に低いです。

⑦失点が重なると何も言わなくなる

失点が重なると諦めたのか、何も言わなくなる「安西先生知らない型コーチ」です。

普段からうるさい人に限って、こうなる傾向にあります。

イライラをためるだけためて、試合後の説教タイムで爆発させがち・罰走させがちです。

いつも全てが順調にいくと勘違いしているのでしょうか?

ドラクエⅠからやらせて、経験値をコツコツ積まないと死んでしまう「けいけんち」を積ませてあげましょう。

作戦を「みんながんばれ」にして、「おい!べホイミそっちじゃねぇよ!」という経験をさせることも大事です。

⑧大差で勝ってると調子に乗り出す

⑦と逆なのですが、点差がついて勝っているとアゲアゲになる「パリピ型コーチ」です。

良いコーチはどれだけ大差で勝っていても、負けていても「チームの今やるべきこと」を見失いません。

それが見えないコーチには「スーパーマリオ」がおすすめです。

スターに目がくらみ、必死に追いかけて落ちて終わる経験や、無敵が終わった瞬間にクリボーやられる経験をたくさん積ませましょう。

自分が投げた甲羅に当たるのも良いですね

⑨全員出さない

ベンチにいる子供を全員ゲームに出さない「読売ジャイアンツ型コーチ」です。

勝利を義務づけられたチーム、「読売ジャイアンツ」の心からのファンなのでしょうか。

単純に子供たちの未来より、自分の気分・目先の勝利に目がくらんだ人か、それすら意識していない愚かな人達です。

全員を出せばなんでも良い訳ではありませんが、今は戦時中ではなくて令和です。

野村克也さんの本を全部読みましょう

⑩審判に文句言う

試合中、自分たちに不利な判定にだけ文句を言う、「松木安太郎さん型コーチ」です。

「ハンドだろ!ハンド!」と松木安太郎さんのごとく、ツッコみどころがあれば文句を言いまくります。

個人的に松木さんは熱くて好きですが、「テレビの前のにわかファン」の気持ちを代弁してくれるから人気があるだけです。

松木さんから何かサッカーの深い知識を教えてもらったことはありましたか?

審判に文句を言う人はそのレベルと同じである証拠だし、審判のせいにしていたら上手くなりません。

その前に人としてどうかしています。

審判に言いたいことがあれば文句ではなく、話し合えば良いだけです。

⑪話が長い

ただ単に話が長い「バ○」です。

試合前や試合後にやたらと話が長いこのタイプは、同じことを何度も繰り返して話すか、ほとんどの場合たいしたことを言っていません。

話が長い場合、内容がまとめられている・聞いていて面白い必要があります。

試合後のたらたら続く説教タイムなど時間の無駄です。

説教タイムの動画を撮影して、編集せずに着払いで送り付けましょう。

「ちゃんと編集してよ」と言ってきたら即移籍が良いです。

(ところどころ雑っぽくなったけど)以上、だめなコーチ12選でした!

経験上、コーチの資質が変わるのには時間がかかる

ダメなコーチの特徴を書きましたが、完璧な人(コーチ)なんていません。

もちろん私も至らない点はたくさんあります…

それでも検討しているチームのコーチ、今のコーチをみて「絶対に譲れない点」をそれぞれ決めて選ぶ必要があります。

職場や物件探しと同じで完璧に理想通りは難しいです。

そしてそのコーチをよくみて「なおそうとしているのか」もみてほしいです。

経験上、コーチ(人)としてできていないところを改善をしていくのには時間がかかります。

ただ良い方向に向かってがんばっているコーチはしっかりとみていれば伝わってくるものがあるはずです。

個人的にこれからの若いコーチに期待しています!

もしコーチが変わろうとがんばっているのなら応援するのもOK

一例として、今はサイドコーチングが多いけど、良いコーチングも心がけようとしている場合などは、コーチの成長を応援してともに成長していくのもありではないかと思います。

注目するポイントはたくさんありますが、あえて個人的に一つだけあげるなら、「自分のミスや失敗を認めることができるかどうか」です。

サッカーに限らず、意地でも自分の間違いを認めない人いませんか?

表には出さないだけかも知れませんが、「自分のミスや失敗を認められる人」は反省と改善を繰り返し、成長していきます。

1年だけかも知れないし、6年間一緒になるかも知れないコーチと「一緒に成長していく」という目線もあって良いと感じています。

まとめ ダメなサッカーコーチ12選!全てがNGな訳ではない

こんなサッカーコーチは嫌だ!というダメコーチの特徴を紹介しました。

子供の人格を否定するコーチと、初歩の応急処置ができるコーチが一人もいないチームは、やめておいた方が良いです。

子供の将来や命に関わるからです。

一方、コンプリートしていたらダメですが、紹介した特徴のすべてがダメだという訳ではありません。

例えば私も、子供たちが「人としてやってはいけない行動」をしたときは本気で叱るし、感情的になることだってあります。

他にも今後、たくさん失敗をするでしょう。

大人も子供も失敗を恐れずチャレンジすることが大切だし、失敗したらダメな自分を認めて反省し、次から気をつければ良いだけです。

「ミスを怖がるな!」と言っている大人がミスを怖がっていたら説得力がないですしね

日本全国で理不尽に負けずにがんばっているコーチが、たくさんいると思います。

そんな方々とまた可能性にあふれた子供たちとともに、私ももう少し踏んばってみようと思う、今日この頃です。

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