『良い女子チームプリキュア説』をサッカーコーチが唱える理由

以前、私がコーチをしていた女子チームで

良いチームはプリキュアなんだよ

と伝えました。

理由は、

  • 女の子たちが食いつくかなと思ったから
  • 実際にそうだと思ったから

です。

私の娘もプリキュアを毎週見ていたし映画にも良く一緒に行ったので、私は歴代プリキュアを全部言えたこともあります(笑)

プリキュアの良いところは、

  • それぞれの良さを活かして勝つ
  • 困っている仲間を放っておかない
  • 最後まで絶対にあきらめない

など

で、女子(だけではないけど)サッカーチームにも当てはまるし、私は『良いチームプリキュア説』を唱えます。

最近のプリキュアは見てませんが、小学生・ジュニア年代の女子チームであればすごくウケは良いはずです。

今回はサッカーコーチの私が、「良い女子チーム、プリキュア説」を唱える理由を説明・紹介します。

「良いチーム」とはプリキュアである

(出典:スマイルプリキュア!

私は「良いチームとはプリキュアである」と考えています。

女子チーム以外は食いつかないかも知れませんが(笑)

実際に私が女子チームで選手たちに伝えた時は、よく話を聞いてくれた印象がります。

上記にも書きましたが、プリキュアは、いろんな女の子がいて、全員の力を合わせて敵や困難に立ち向かっていく物語です。

毎回こんなに上手くいかないよ

と言うツッコみは置いておいて、目指す理想にしても良いと私は感じます。

ちなみに年代がバレますが、私が大好きなプリキュアは上記の画像の『スマイルプリキュア』です。

娘はその後の『ドキドキプリキュア』に一番はまっていたようです。

(出典:ドキドキ!プリキュア

一人一人の個性・必殺技を使って困難を乗り越えるのがプリキュア

「良い女子チームプリキュア説」を唱える理由の一つに、

それぞれが全然違う必殺技を出し合ってカバーし合う

面があります。

攻撃力がすごい必殺技を持つプリキュアもいれば、味方を守ることしかできないプリキュアもいます。

いろんな必殺技を使って、相手を倒したり味方をカバーしたりして、困難に立ち向かっていく姿は、正にサッカーそのものではないでしょうか。

そして最後は、全員が力を合わせた必殺技で相手を倒します。

回を重ねるごとに新たなアイテムが出てくるのは、まぁご愛敬です

一人一人の特長を活かし合い、全員の力で相手を倒すのはサッカーでも理想の形です。

誰一人、放っておかない・最後まで絶対に最後まであきらめない

プリキュアは仲間がピンチになった時や、やられそうになった時に絶対放っておきません。

たとえ自分がつらい状況でも味方を助けに行き、全員での勝利を目指します。

またどんな状況でも最後まで絶対にあきらめません。

そんなプリキュアの様子も、良いサッカーチームを表しています。

味方が困っていたら助ける、逆にピンチの時にはカバーしてもらって全員で勝利を目指し、どんな状況でも絶対にあきらめないで戦うのは、良いサッカーチームです。

プリキュアみたいに毎回勝てませんけどね…

相手がどんなに卑怯な手段を使っても、正々堂々と戦うプリキュア

最近はプリキュアを見ていませんが、大体のプリキュアの敵は人質を取ったり、だましたり、汚い手を使ってきます。

プリキュアはそんな相手にも、最後まで正々堂々と戦うし文句ばかり言いません。

サッカーでいうと、審判の見えないところでファールしてきたり、こちらがむかつくようなことを言ってきたりといったところでしょうか。

そんな相手に対して、やり返したり、挑発に乗ったりしていては相手と同じレベルになってしまいます。

プリキュアがどんなに汚い手を使われても、正々堂々と戦うように、サッカーの試合で汚い手を使われても、正々堂々と戦うのが良いと私は思います。

やはり「良いチーム、プリキュア説」が当てはまりますよね!

「良いチームプリキュア説」が一番良いと思う理由

ここからは完全に個人的な意見ですが、プリキュアって敵を倒すのではなく、相手を元の状態に戻すんです。

大体の場合は、一般の人を悪い適役に洗脳してプリキュアと戦わせます。

敵はプリキュアを倒そうとしますが、プリキュアは全員の力を合わせた必殺技で、

敵を本来の良い姿に戻す

のを目指します。

この辺が男の子向けの戦隊ものと違うところですね

男の向けの戦隊ものは、敵がバーンと爆発して終わりますが、プリキュアは敵を本来の良かった時の姿に戻すんです。

  • 初めから本当に悪い人なんていない
  • 誰だって良いところはあるんだ

という制作側の意図があるような気がしています。

本当のところはわかりませんが…

サッカーの試合でも、

  • 審判にバレない
  • ファールを取られない

のであれば、好き勝手してくるチームはたくさんあります。

そんなチームに対してどう戦うのか。

相手と同じ、「審判が笛を吹かなければ、何をしても良いや」と小学生・ジュニア年代からプレーさせるのが良いと思いますか?

私はプリキュアのように、相手がどんなに悪いプレーをしてきても正々堂々と戦い、「相手を良い方向へ戻してあげる」のが、サッカーチームの理想だと考えています。

超、いばらの道ですけど(笑)

まとめ プリキュアみたいなサッカーチームをつくろう

今回はサッカーコーチの私が、「良い女子チーム、プリキュア説」を唱える理由を説明・紹介しました。

プリキュアは、

  • みんなの特長を活かして勝ちを目指す
  • 最後にはみんなの力を合わせて勝つ
  • 困っている仲間を放っておかない
  • 最後まで絶対にあきらめない
  • 相手が卑怯な手を使っても正々堂々と戦う

ところから「良い女子チームは、プリキュアと同じだ」と私は思います。

そして一番良いと感じるのは、

敵を本来の良い姿に戻す

ところです。

ただ倒すだけではないのが良いですね!

正々堂々と戦い、相手に「あんなチーム良いな」と感じさせる。

それが女子チーム(だけではないけれど)の目指す理想だと、私は思います。

娘が小さい頃、一緒に見ていたプリキュアが、サッカーコーチに役に立つとは思ってもいませんでした(笑)

ただ、心から「良いチームはプリキュアだ」と思うし、小学生・ジュニア年代でサッカーをがんばる女の子や女子チーム関係者には伝えたくて書きました。

小学生・ジュニア年代の女子サッカー界は、まだまだ劣悪です。

一人でも多くの小さななでしこが、サッカーを楽しめたら良いなと、心から願っています。

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