日本の夏は暑いっすよね。
特にここ数年の暑さは異常だし、サッカー界での熱中症が常態化しています…
フットサル歴25年・サッカーコーチ歴7年以上の私は何回か熱中症になったし、熱中症になった子供を数多く見てきました。
昨今の日本のサッカー・フットサル界では、暑さ対策は必須です。
今は様々な暑さ対策グッズが出ていて、便利で子供の体を守る対策ができます。
私もここ数年は、熱中症になっていませんね!
小学生・ジュニア年代のサッカーでは、ご自分のお子さんは親御さんが守るしかありません。
その前に、昨今の日本の暑さで、まだ成長中の小学生・ジュニア年代サッカーをするべきではないと考えています。
今回は「現役サッカーコーチがおすすめする暑さ対策グッズ6選」と題して、暑さから子供たちを守るための考えを説明・紹介していきます。
特に小学生・ジュニア年代サッカーでの暑さ対策は必須
昨今の日本の暑さは異常です。
そんな中でも昔と同じように、平日にサッカーをして土日祝に外でサッカーをしまくっている子供たちは危険な状況です。
特に体が成長中の小学生・ジュニア年代の子供には、暑さ・熱中症対策は必ずしなければなりません。
経験則で、ほとんどの親がしてないですけど…
また熱中症対策ができるサッカーコーチが少ないのが現状です。
自分の子供は親御さんが対策して守る必要があるのです。
サッカーコーチがおすすめする暑さ対策グッズ6選!
暑い夏にサッカーを楽しむための熱中症対策グッズを、現在クラブチームでコーチをしている私が厳選しておすすめします。
塩分タブレット
一つ目の熱中症対策グッズは「塩分タブレット」です。
スーパーにも売っているし、結構知っている方も多いのではないでしょうか!
暑い中運動を続けると、体内の塩分が不足してきて熱中症につながります。
その足りなくなる塩分を補給してくれるのが塩分タブレットです。
子供に袋ごと渡しておくと、お菓子のごとくバクバク食べる子がいるので注意しましょう!
経口補水液
2つ目は経口補水液です。
これもCMでやっているので、だいぶ一般的になってきましたね!
小難しく書くとややこしいので省略しますが、スポーツドリンクよりも早く水分や塩分を体内に補給できます。
熱中症になってから飲むイメージがあるかも知れませんが、予防として飲んでも問題ないですし、おすすめです。
運動する前と運動中に飲むと味が全然違く感じますよ!
サッカー用帽子
3つ目はサッカー用の帽子です。
当たり前ですが帽子をかぶっているのといないのとでは全く違います!
帽子をかぶることで直射日光が頭に当たらなくなるので、体温の上昇を和らげてくれます。
またサッカー用の帽子なので「つば」の部分が柔らかくなっており、ヘディングや相手とぶつかっても大丈夫です。
普通の帽子では「つば」の部分で自分が怪我をしたり、相手を怪我させたりするのでNGです。
また帽子を水で濡らしてかぶるという裏技もできます。
洗濯するお母さんがちょっと嫌ですけどね…
大きめの水筒・ジャグ
4つ目の熱中症対策グッズは大きめの水筒・ジャグです。
熱中症対策で一つだけ選ぶとしたら、これ一択。
サッカーコーチをしていて、すごく感じるのですが途中で飲み物がなくなる子が非常に多いです。
飲み物が途中でなくなるのは絶対にダメです。
子供がどれくらい飲むかわかっていないんでしょうね…
また水筒の中身がなくなると、
コーチ全部飲んじゃった~
とコーチに言い、コーチたちはそれに対応するのでとても負担になります。
場合によってはコーチの自腹で飲み物を買ったり…
子供によるけど、夏の練習では2ℓは飲み物が必要です。
もちろん遠征など活動時間が長ければもっと必要ですね
大きめの水筒・ジャグを用意して、サッカー中に飲み物がなくならないようにしましょう。
保冷剤(ジェル)
5つ目はジェルタイプの保冷剤です。
ケーキを持ち帰る時に入っているやつですね!
小さいとすぐに溶けて冷たくなくなるので、大きめの方の保冷剤を保冷バッグに入れて持っていきます。
そして暑い時に、
- 手のひら
- 首の後ろ
- わきの下
など
を冷やすと体の体温が下がり熱中症対策になります。
最近は手のひら派が多いですね!
また怪我をした時のアイシング用にも使えるので、ジェルタイプの保冷材は重宝します。
冷凍庫にずっと入れてある保冷剤は、破けていて溶けたときに中のジェルが漏れてくる場合があるので注意してください。
また子供はいじりまくると、破けたりするので教育が必要です(笑)
ミニ扇風機・ハンディファン
最後の熱中症対策グッズはミニ扇風機・ハンディファンです。
街中で使っている人も多いのでおなじみですよね!
便利な世の中になったもので、充電して持ち歩ける「ミニ扇風機・ハンディファン」がいろいろ販売されています。
暑さにやられている時、扇風機の前を陣取って
あち~!!
とやった経験は誰にでもあるでしょう。
ただ他の人も集まってきて、ずっと扇風機の前にはいられません。
ハンディファンを買って持ち歩けば、いつでも扇風機の前で
あち~!!
とできます。
昨今の日本の暑さでサッカーをするのには、必須アイテムと言って過言ではないです。
まだまだ少ないですけどね…
暑すぎるのであればサッカーをしない方が良い
ここまでサッカーの熱中症対策・グッズを紹介しましたが、
暑すぎるのであれば、サッカーはしない方が良いです。
特に体温調整ができない低学年の子供はやめた方が良いですね…
日本サッカー協会では、温度・湿度などから試合を行う上での基準がもうけられています。
熱中アラームが設置されている場合が多いですね!
ただ熱中アラームが試合はやめましょうとピーピー警告音が鳴っているのに、試合をやめないコーチ・スタッフがほとんどです。
ほとんどというか見たことないですね…
少し学んだサッカーコーチであっても、「暑過ぎたらサッカーをしない方が良い」とわかっていながら、止められないのです。
暑さ対策グッズを使って子供を守ろう
熱中症対策ができないサッカーコーチが多い上に、熱中症になる可能性が高いのがわかっていてもやめられないコーチがほとんどなのが現状です。
小学校高学年であれば成長する過程で体が成長し、ある程度自分で体温調整ができる体になります。
しかし特に、小学校低学年の子供は体温調整がまだまだ自分ででできずに、熱中症の可能性が高くなります。
小学生・ジュニア年代のサッカーの選手たちには、必ず熱中症対策をしてもらいたいと願うし、特に低学年はコーチが子供の体を守る必要があります。
前述したようにだいたいのコーチは、子供を守れる知識・対策が足りていない人がほとんどです…
それはそれで問題ですが現状、知識不足のコーチが多いので、自分の子供は親が自分で守らなければなりません。
日本の暑さから子供を守り、サッカーを楽しんで上手くなるように対策してくれるのを願っています。
まとめ 真夏の暑さでのサッカーは対策をしよう
今回は「現役サッカーコーチがおすすめする暑さ対策グッズ6選」と題して、暑さから子供たちを守るための考えを説明・紹介しました。
もっと熱中症対策しようと思えばもっとありますが、厳選しました!
昨今の日本の暑さは、非常に危険です。
また残念ながら日本の小学生・ジュニア年代のサッカー界のコーチは、熱中症対策がほとんどできていません。
だからこそ、自分のお子さんを親御さんが守る必要があるのです。
現役サッカーコーチがおすすめする熱中症対策グッズはこちらです。
塩分タブレット。
経口補水液。
ジュニアサッカー用の帽子。
大きめのスポーツジャグ。
ジェルタイプの保冷剤。
ハンディファン。
特にサッカー中に飲み物がなくなる子が多いので、大きめの水筒・ジャグは、ぜひ用意して欲しいです。
私自身も選手として使っているものも多いし、全然違いますよ!
サッカーコーチをしてきて、熱中症になった子を数多く見てきました。
熱中症対策を知らないコーチ・大人がほとんどだったし、
もし対応を間違えたら…
と考えると本当に怖いです。
サッカーは最強に楽しいスポーツですが、夏は危険が伴います。
サッカーの楽しさを伝えるのが役目の、コーチ・大人が正しい知識を身に着けて子供の安全を確保することは必須です。
何かがあってからでは遅いので、
ご自分の子供の安全は親御さんが守りましょう!
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